ニッカウヰスキー九州工場の跡地に開設された醸造工場である
ニッカウヰスキー九州工場の歴史は 昭和40年(1965)5月に佐賀県鳥栖市で創業を始め
平成元年(1989)6月に九州工場を大分県日田市に移転したが 平成11年(1999)3月に九州工場の操業を停止した
その後 三和酒類株式会社の焼酎原酒醸造所として ニッカウヰスキーの建物をそのまま利用する形で
現在のいいちこ日田が開設された 焼酎ブームの到来によりウイスキーの消費が激減した時代で
世相を端的に表す出来事であった その後 ウイスキーの製造のみを行ってきた「ニッカ」は
アサヒビールの傘下に入り 酒類販売から撤退したうえ ウイスキーの製造子会社となった
「いいちこ日田」の佇まいは ウイスキー醸造所の風景を色濃く残す
入場に際して面倒な手続きも不要で 専業の造園業者が手入れする所内には 四季折々の花が咲き
すれ違う従業員と挨拶を交わしながらの散策は とてつもない心地よさを与えてくれる
芝生広場では食事も可能なので 桜のシーズンは弁当持参で花見も出来る
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直売店では焼酎の試飲も可能 販売もしているので 飲酒も節度のある範囲で可能である
営業時間 10:00〜16:00 定休日:毎週火曜(祝日の場合は営業)・盆・年末年始