2010.03.27 大阪市中央区高津1丁目 高津宮梅之橋

<地図>
古典落語「高津の富」の舞台にもなった庶民的な高津宮 主祭神とされる仁徳天皇が高殿に上がり
人家の竈から立上る煙が乏しいのを見て人民の窮乏を察し直ちに諸税を止めて庶民を救済した話は有名である
難波宮の高殿があったとされる上町台地西端に宮があり 大正10年に制定された大阪市歌に
「高津宮の昔より代々栄えをかさねきて民のかまどに立つけむりのにぎわいにまさる大阪市・・・」と歌われる
梅之橋
現在の石橋は明和5年(1768)に天満九丁目の長浜屋五兵衛が奉納した かつて高津宮一帯は梅の名所であり
橋名の由来となった 橋の下には梅川が流れていて 「摂陽奇観」(江戸時代後期)では 東から西に流れる
梅川を掘り広げたのが道頓堀とする「梅川道頓堀上流説」を紹介している
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明和五戊子年八月吉日
参道と鳥居
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梅は少なく 今は桜の名所です
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