2011.06.23 大阪市平野区平野宮町 杭全神社境内摂社 宇賀神社参道橋

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掲示板 杭全(くまた)神社
9世紀平安時代の初め 平野郷の守護神として第一殿が奉祀されたのが 当社のはじまりである その後12世紀に
第三殿が 14世紀に後醍醐天皇の勅命により 第二殿が勧請せられ ここに現在の三社の規模が出来た
古くは祇園社 熊野権現社と称せられだが 明治3年杭全神社と改称し 昭和5年府社に列せられた
当社は古来 *朝野の崇敬厚く 特に中世 平野郷が堺と並んで栄えた頃は 社運隆盛を極めた
大門は鎌倉時代の建物 第一殿は奈良春日大社本殿を正徳元年(1711)に移建したもの(重要文化財に申請中)
であるが 第二殿・第三殿は永正10年(1513)造営の記録があり 現在大阪市内最古の建造物で重要文化財に
指定されている また 連歌所は宝永5年(1708)に再興された建物で 中世平野郷の文化的水準の高かったことを
今日伝える唯一の資料でもある (*) 朝野とは朝廷と民間のこと 平野区役所
参道途中の境内摂社・宇賀神社参道橋 架設大正3年(1914)6月
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国道25号線 平野宮前交差点の杭全神社鳥居
参道途中の宇賀神社
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池の中島に建つ宇賀神社
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大正三年六月建之 施主:當郷「某」とあり なんとも奥ゆかしい
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鎌倉時代建立の杭全神社大門
神社の東部に残る環濠
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