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長野県の善光寺本尊である一光三尊の阿弥陀如来は欽明天皇13年 百済国より仏教伝来とともに伝わり
日本最古の仏像とされている 仏教伝来以降 崇仏・廃仏の論争が続く中 廃仏派の物部氏により
難波の堀江に棄てられた 信濃国国司・本田善光が難波の堀江に棄てられた阿弥陀如来を池より救った
このことからこの池が阿弥陀池といわれるようになった 後に池から救い出された阿弥陀如来は
長野県飯田市に祀ったが 624年(皇極天皇元年)に 現在の善光寺のある長野市元善町に移された
智善上人が信州・善光寺の本尊が出現した霊地としてこの地に寺院を建立 蓮池山智善院和光寺と称した
1698年(元禄11年)堀江新地開発のとき 江戸幕府の命令で境内地を1800坪とし また永代寺地と定められた
摂津国八十八箇所第3番札所 境内にある阿弥陀池が この付近の地名 あみだ池の語源となっている
池の中央には放光閣(ほうこうかく)という宝塔がある
西側の南北に走る道は「あみだ池筋」という そして南に二筋目周防町通りとの交差点は
あみだ池と言う名が付いている 和光寺は一部近代的ビルになり
霊地もすっかりマンションに囲まれてしまったが 昔から古典落語「阿弥陀池」でも有名な所である