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「掲示板」より 小月橋(おづきばし)と歌詠橋(かえいばし)
この橋は小月橋である 嘉永二年(1849)豆田の手島氏が施主となり 肥後の石工岩永大蔵によって造られた
この下流約百米の大肥川には かってこれと兄弟の眼鏡(めがね)橋があって 歌詠橋といった
歌詠橋は 豆田の広瀬氏 千原氏 関の行徳氏が施主となり 長さが三十米あったという
広瀬淡窓は嘉永二年四月十二日 青邨等と訪れて真に 偉観なり と日記に書いている
また碑文を書き 詩にも詠んで 空を横切る橋の美しさを 長虹とも新月ともたとえている
しかしこの橋はわずか一年ほどで 洪水に流失した
淡窓会
2009.04.02 大分県日田市夜明 小月橋(おづきばし)
筑前日田往還(日田街道)と宝珠山街道追分
下流側から撮影
保存の親柱
夜明関町 行徳家に残る歌詠橋の絵図 右奥に小月橋が描かれる
大肥川支流に架かる 上流側から撮影
上流側から全景