2009.05.01  大分県日田市丸山1丁目    大手虎口橋

<地図>
月隈公園は永山城三の丸跡に出来た公園である
永山城は1601年に小川光氏によって築かれ 当初は丸山城と命名された 石川忠総の入封を経て
1633年に幕府直轄領となり初代代官に小川氏が入城 1639年に廃城となり日田陣屋が置かれ
江戸中期には西国筋郡代役所が置かれ「永山布政所」とされた 明治に日田県が発足し三の丸に知事官邸と
日田県庁舎が設けられ大分県に合併されるまで政治の場となった 日田の廃県後 日田山林学校
日田区裁判所となり 裁判所移転後に月隈公園として整備され 現在も城山の石垣や水堀の一部などが残る
現在陣屋跡は住宅地となって遺構は残っていないが 大手虎口は三ノ丸の南ほぼ中央に開かれ
今も月隈公園・月隈山への入り口となっている 現在大手虎口に架かる橋は石橋であるが
当初は木橋であり橋場も石垣を築いていなかったとされる
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城山の石垣と堀 右側に三の丸跡 左は永山布政所跡になる
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日田林工高の体育館があり生徒が行き交う
月隈公園・月隈山・稲荷神社の入り口でもある
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