2010.07.09 佐賀県鹿島市古枝(ふるえだ) 祐徳稲荷神社・壱之橋

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創建は貞享4年(1687) 伏見(京都府)笠間(茨城県)と共に日本三大稲荷のひとつである 肥前鹿島藩
(佐賀支藩2万石)初代藩主・鍋島直朝夫人・萬子(後陽成天皇の孫・左大臣花山院定好の娘 諡名・祐徳院)が
肥前鹿島・鍋島家に嫁ぐ際朝廷の勅願所であった花山院邸・稲荷神を分霊奉祀したものである
貞享4年 石壁山に社殿を建立し(社殿造営は全て藩費)宝永2年(1705)断食して入定を果たした
以降は萬子夫人の諡名から「祐徳院」と呼ばれるようになった 明治の神仏分離により仏式の行事を廃し
祐徳稲荷神社に改称 現・社殿は昭和32年(1957)に再建されたもので 三代目の建築となる
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