2010.07.09 佐賀県鹿島市森 五の宮神社・神橋

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奈良時代 和銅年間の創建 祭神は罔象女神(ミツハノ・メノカミ=ミヅハノメ)である
罔象女神は日本神話(日本書紀)に登場する水の神(水神)である
ミヅハ=水走として灌漑の引き水のことを指したもの 又は「水つ早」として水の出ずる泉や井戸などを指す
ミツハに日本書紀では「罔象」の漢字が宛てられている
これは古代中国では 龍や稚児の姿をした水の精であるとされているためだと思われる
塩田川流域の開発に伴って 大和丹生神社の罔象女神の分霊を勧請し 塩田川水系の水神として奉祀され
五番目のお宮として 祀られ 五の宮神社と名づけられた
江戸時代には 旱ばつの時 雨乞いに霊験があるといって 近郷の人々に崇敬された
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特徴的な肥前鳥居と神橋
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昭和六年十月架之(西暦:1931) 橋名は神橋 反対側にひらがなで「かみばし」と書かれてある
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