2010.07.09　佐賀県鹿島市納富分（のうどみぶん）行成　琴路神社参道橋

琴路をキンロと読み　地元では親しみを込め＜きんどさん＞と呼ばれている古社である
仁和2年（886）の創建と伝えられ　祭神は広国押武金日命（ヒロクニ・オシタケ・カネヒノ・ミコト＝安閑天皇）
鹿島市西方にある琴路岳（キンロダケ・501.2m）は古代において神の坐（イマス）山とされ
山頂には宝亀元年（770）大和ノ国・吉野から金剛蔵王権現　吉野水分神を勧請した琴路(きんろ)神社があった
　ある時　琴を流して留まるところに下宮を建てるように託宣があり　鹿島市行成に琴路神社下宮を建てた
明治の神仏分離令で安閑帝と金剛蔵王権現の神格が分離され現在に至る
ここより中川上流の若殿分に琴路（コトジ）神社があるが関係は不明