2010.05.27  京都市中京区御池通神泉町東入ル門前町  神泉苑善女龍王社前の石橋

<地図>
神泉苑は東寺真言宗の寺院 本尊は聖観音・不動明王・弘法大師 元は平安京大内裏に接して造営された禁苑である
当初の敷地は二条から三条まで 南北約500m東西約240mという広大な大庭園であった
神泉苑には竜神(善女竜王)が住むといわれ 天長元年(824)に西寺と東寺が雨乞いの法を競い 東寺の空海が
勝ったことから以後東寺の支配下に入るようになったという 貞観11年(869)神泉苑の南端に66本の鉾を立てて
祇園社から神輿を出したのが現在の祇園祭の元になったと言われている
慶長8年(1603)家康が二条城を造営した際に神泉苑の敷地の大部分が削り取られ大きく規模を縮小した
伝承では 寿永元年(1182)雨乞いのため百人の白拍子が舞い 白拍子の静と義経が出会ったと言われる
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善女龍王社前の石橋 朱塗りの橋は法成橋(RC造)
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