2017.07.27 山陰本線・玉江駅(たまええき) 所在地:山口県萩市大字山田字西沖田4757

大正14年(1925)4月3日 国鉄美禰線(美祢線)の長門三隅-萩駅間延伸開業に伴い途中駅として開業
昭和8年(1933)2月24日 美禰線の宇田郷-阿川駅間が山陰本線に編入され 山陰本線の駅となる
 萩城址・指月公園・城下町へは当駅が最も近く 嘗ては 急行列車の停車駅であった
しかし 萩城址入口まで1.4km程離れており また 現在城下町へ行くバスは運行されておらず
駅周辺に観光施設も無いため 観光客の利用は皆無である
img
国土地理院空撮写真  1.国道191号線 2.橋本川 3.萩城跡 4.指月山 5.玉江浦
img
img
img
img
img
img
imgimg
鉄道の父 井上 勝
天保14年(1843)萩藩士・井上勝行の三男として萩で出生。文久3年(1863)伊藤博文ら5人とともに
上海に渡航、同年9月にロンドンに遊学し鉱山学及び鉄道の実業を研究して明治元年(1868)帰国。
明治4年(1871)鉱山頭兼鉄道頭となり、以後、鉄道局長、工部大輔、鉄道庁長官などを歴任。
この間、わが国初めての鉄道、新橋~横浜間を開通させたのをはじめ、神戸~大津間、東海道線などの
建設工事を陣頭に立って指揮監督。とりわけ、
京都~大津間の敷設には始めて日本人だけの手で工事を完成させ、わが国の鉄道技術自立の契機となる。
明治43年鉄道院顧問となり、欧州鉄道視察中にロンドンで客死。享年68歳。
img
装飾を施した庇
img
img
img
img
img
TOP