lp
LPレコード

1分33回転30cmのLPレコードが 78回転のSPレコード盤にとって変わるのは 昭和33年頃からである
音源がステレオになるとともに LPレコードもステレオとなり
レコード針もサファイヤからダイヤへと変わった
昭和57年にソニーからCDプレーヤーとCDが発売されると 技術的に成熟していたレコードは
瞬く間に消滅した コンパクトにして扱い易くするため 可聴域外は不要であると合理化したのは
嵩張り扱いにくいレコードを流通させていた業界の意向でもある
後に我々は 超高音域と超低音域を含むダイナミックレンジの消失を知った
そして業界は楽曲のコピーが 音質の劣化なく容易になってしまった事を思い知った