2021.06.07 山口県美祢市美東町赤 秋吉台・真名ヶ岳(まながたけ) 標高 350.5m

秋吉台長者ケ森駐車場から 真名ヶ岳・帰り水を周遊する距離 6.8kmのトレッキング

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秋吉台トレッキングマップ https://akiyoshidai-park.com/pdf/TREKKING1_A3_b_0522.pdf
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標高グラフ
P.長者ケ森駐車場 1.ドリーネ畑 2.大正ヶ岳 3.真名ヶ岳 4.大正洞・景清洞分岐
5.展望ベンチ 6.がんばり坂 7.帰り水 8.長者ヶ森展望所
距離は短いがアップダウンの続くコースで 特に<6>のがんばり坂は急坂で通行止めになっていた
この下りコースを自己責任で突破したが やはり危険ではある 回り道を勧める
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8:23 長者ヶ森駐車場
大正洞・景清洞遊歩道入口
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バードウォッチングの人達
遊歩道
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靫草(空穂草・ウツボグサ) 学名:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica シソ科ウツボグサ属の多年草
和名の靫草(空穂草)は 花穂や小花の形状が弓矢を入れて背負う靫(うつぼ)に似ていることに由来する
地方名では 籠草・虚無僧草・巫女の鈴・蛇の枕などの呼び名が存在する
園芸種薬用ハーブのセイヨウウツボグサは セルフヒールと呼ばれ欧米では古くから利用されていた
花言葉は「感謝」「協調性」
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野薊(ノアザミ) 学名:Cirsium japonicum キク科アザミ属の多年草
初夏から夏にかけ花を咲かせるアザミの一種で 英名:Japanese thistleにもあるように日本固有種である
「あざみ」の由来については、一説には美しい花に触ろうとするとトゲに刺されることから
美しさに「欺かれる」という意味からついたとも言われ 花言葉も「触れないで」である
また 秋の9月から10月に開花する「アキヨシアザミ」という秋吉台にのみ咲く固有種のアザミがある
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都草(ミヤコグサ) 学名: Lotus japonicus 日本固有種のマメ亜科ミヤコグサ属の多年草
漢名では「光叶百脉根」というが ミヤコグサ属全般を指す「百脉根」は唐代に編纂された『新修本草』に
記載されている 日本における都草の初見は貝原益軒が編纂した宝永7年(1709)の『大和本草』で
「百脈根 ミヤコグサ細草也 四月黄花を開く 花形豌豆花に似たり 色よし葉小にして三つに分る
仙台ハギの如にして小也 京都大仏の前耳塚の辺りに多し 本草山艸上に出たり
実は莢ありて両々相生す」とあるが 和名である「都草」の語源由来については今も確たる説は存在しない
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真名ヶ岳遠望 右奥の森との境目が山頂
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畑のある谷まで下る
丸いドリーネ畑まで下る
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8:50 丸い畑の分岐 直進:大正洞 左:帰り水
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谷間のドリーネ畑 人家まで1.2kmほど
「秋吉台青少年自然の家」への分岐
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サクラソウ科 丘虎の尾(オカトラノオ)
カッレンフェルト(墓石地形)
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標高367.6mの北山と山口県道242号秋吉台公園線 愛称は秋吉台カルストロード(略称:カルストロード)
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深さ15mのドリーネの縁を歩く
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化石
約1億年かけて出来たサンゴ礁の島であった秋吉台の石灰岩は、今からおよそ2億年前の大きな地殻変動で
海面上に隆起した。その時石灰岩の一部が逆転したとされこの辺りの石灰岩層は裏返しになっている。
この石灰岩層は、約2億6千年前に出来たもので、サンゴ・フズリナ(原生動物の紡錘虫)・巻貝
石灰藻などがたくさん見られる。右の写真は巻貝のように見えるが自信は無い。
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深さ15mのドリーネと地獄台を遠望
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歩いた道を振り返る 最奥の道は「帰り水」からの道
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9:19 「秋吉台青少年の家」からの道と合流
大正ヶ岳・真名ヶ岳方向へ
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大正洞まで2.1km
9:30 大正ヶ岳山頂 347.8m
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真名ヶ岳へ 距離165m
四等三角点 標高 350.46m 点名:赤沼田
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9:35 真名ヶ岳頂上
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大正ヶ岳への戻り道
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大正ヶ岳の分岐を大正洞へ
森との境まで下る
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9:51 丸いドリーネ畑
大正洞・景清洞分岐の三差路を左へ
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丸いドリーネ畑の縁を行く
森と草地の境目
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遊歩道は南へ
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姫女菀(ヒメジョオン) 学名: Erigeron annuus 北アメリカ原産でキク科ムカシヨモギ属の越年一年草
日本には江戸時代終期に観葉植物として移入され 柳葉姫菊とよばれ珍重されたが
その後 帰化植物として日本全土に広まり 現在では要注意外来生物に指定されている
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中国自然歩道経路
展望ベンチに寄り道
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10:12 展望ベンチからのパノラマ
北山(367.6m)・地獄台(409.0m)・烏帽子山(394.5m)が並び 奥に龍護峰と西の西山を見る
先程の分岐に戻り「がんばり坂」を探すが標識が見当たらず行き過ぎて戻る
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がんばり坂は通行止 突破したが滑りやすく危険
帰り水はドリーネの森の中
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10:58 ドリーネ側壁の岩間から吹き出す「帰り水」 再びドリーネの底に吸い込まれる
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中央に見える山頂から遊歩道までの筋が「がんばり坂」 道は雨による流水で侵食されほぼ喪失
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「帰り水」のあるドリーネの谷
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北山の山裾
11:22 丸いドリーネ畑の分岐に戻る
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今日歩いてきた道・山
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長者ヶ森展望所
11:22 駐車場に戻る
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