昭和47年(1972)1月15日−16日 冬の能登
大阪から夜行列車で輪島まで 冬の朝は遅くまだ暗いうちに到着 朝市通りへ移動して悴む手で
カメラのシャッターボタンを押す その後は白米千枚田から重要文化財の下時国家へ 囲炉裏端で暖をとるが
寒さで動くことが億劫となり時間を潰して 投宿先の国民宿舎へ移動 翌日は金沢の兼六園に立ち寄り帰阪した
当時の移動は 自家用車やレンタカーなどなく すべて国鉄とバスを使用 寒さのためか撮影枚数も少ない
● 北陸鉄道能登線は能登鉄道株式会社が大正14年(1925)に開業 昭和18年(1943)に北陸鉄道の設立に伴い
同社能登線となった 昭和47年(1972)6月25日に全線廃止となった
● 国鉄能登線は昭和34年(1959)6月に開業 昭和63年(1988)3月にJR西日本からのと鉄道に移管
平成17年(2005)4月1日全線廃止となった
● 国鉄七尾線は明治31年(1898)に七尾鉄道が津幡−矢田駅(七尾港)間を開業したのが始まり
明治40年(1907)に国有化され七尾線となる 昭和10年(1935)7月に輪島駅が開業し全線開通
平成3年(1991)9月 和倉温泉−輪島駅間がのと鉄道に経営移管される
平成13年(2001)4月 のと鉄道の穴水−輪島駅間が廃止
昭和47年(1972)1月15日 石川県輪島市河井町 輪島朝市・輪島港
石川県輪島市白米町 白米千枚田(しろよねせんまいだ)
輪島駅からバスで約11km 日本の棚田100選 国指定文化財名勝 2011年に世界農業遺産に選定
石川県輪島市町野町西時国 重要文化財 下時国家
伝承によれば 文治元年(1185)源氏に敗れ能登に配流された平時忠(たいらのときただ)を祖とする
江戸時代の寛永年間(1624−1644)に本家の上時国家と分家の下時国家に分かれた
昭和49年1月 石川県珠洲市 冬の能登
一泊二日で能登半島の先端部 木ノ浦 禄剛崎 見附島へ 宿泊は国民宿舎 能登きのうら荘