2017.10.10 石鎚登山と瓶ヶ森林道

四国旅行二日目は 今回一番の目的である「石鎚登山」下山後は瓶ヶ森林道を走破して高知県側の
「道の駅・木の香」で温泉に入る 天気は快晴 上々の山日和と言いたいが
一昨日以来 季節外れの夏日が続いている 昨日の大洲の気温は29.5度 体感温度は30度を優に越えていた
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道の駅・天空の郷さんさん 6時10分出発
昨夜入浴した国民宿舎古岩屋荘
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直瀬川の両岸に 高さ60mから100mの円錐状の岩峰が二十余り連なる古岩屋の景観だが 紅葉にはまだ早い
結晶片岩を基盤とした古い地層の第三期礫岩峰で 剥き出しとなった岩が水の浸食により無数の穴が空いている
この穴から”古岩屋”と呼称されるようになった 午前6時25分 霧雲が空を覆いまだまだ暗い
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古岩屋の岩峰
県道12号の鳥居 6時57分
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面河川に架かる関門橋から見る渓谷 先程の鳥居には「石鎚の清流郷面河」とあった
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下流側
石鎚登山
<山歩記 中四国の山 石鎚山>
面河渓入口 7:00−石鎚スカイライン−登山開始・土小屋(1480m)7:47−成就社分岐(1790m)9:55
−弥山(1972m)10:32−昼食休憩−下山開始 11:15−土小屋 13:11
登山 所要時間:5時間24分(休憩含む) 歩行時間:上り・約2時間30分/下り・約1時間50分
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石鎚山
関西以西では 最高峰の山で標高は1982mあり 石鎚国定公園に指定されている
愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置し 続く愛媛高知の県境に連なる手箱・筒上・岩黒・瓶ヶ森・西黒森
東黒森・伊予富士・寒風・笹ヶ峰で成る石鎚山脈及び西部四国山地の中心的な山でもある 石鎚山は
石鎚神社山頂社のある弥山(1974m)最高峰に位置する天狗岳(1982m)南尖峰(1982m)の三峰から成る
但し 三角点はこの三峰には存在せず 弥山北西の標高1920.9mのピークに「石鎚山」三等三角点がある
また 石鎚山系の一等三角点は 南西側にある二ノ森山頂(1929.6m)に「面河山」として設置されている
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山頂の南尖峰(1982m)と月 右端は弥山の石鎚神社頂上社
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矢筈岩(1846m)
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最高峰の天狗岳(1982m)
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愛媛高知県境の峰々
下山後 瓶ヶ森林道を通り 高知県いの町の「道の駅・木の香」へと向かう 目的は温泉 距離38km
瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)
別名「UFOライン」 また 大半の路線が高知県吾川郡いの町にあるため 町道瓶ヶ森線とも呼ばれている
愛媛県久万高原町の石鎚スカイライン終点・土小屋から高知県いの町の旧寒風山トンネル高知県側出口まで
延長27キロメートルの舗装林道である 土小屋から5.5kmのシラサ峠までが愛媛県側となる
「UFOライン」の名は 未確認飛行物体の目撃情報が多いことから名付けられたといわれる
西から順に 岩黒山(1745.9m)・名野川越(1383m)・よさこい峠(1373m)・伊吹山(1503.1m)
シラサ峠(1406m)・子持権現山(1677m)・瓶ヶ森(1896.5m)・西黒森(1861m)
自念子ノ頭(1701.8m)・東黒森(1735m)・伊予富士(1756.2m)など数カ所のピークを縫うように走る
各山頂へは 林道から明確な登山道が通じており 数分で頂上に立つことが出来る山もある
基本的に全線1車線で離合困難な場所もあり 高知県側から入り谷側を走る場合は離合に注意が必要である
そのため 愛媛県側から入り山側を走行するのが より安全であるとの意見もある
近年 土日祭日は マイクロバスや大型オフロード 無謀にも観光バスで訪れる輩もいて 離合できずに
大渋滞が発生することもあるらしく 早急に通過可能車両の規制が望まれる
晩秋の11月30日(通行は29日まで)から翌春4月の中〜下旬頃まで ゲートが閉鎖され通行不可となる
また 夜間の林道走行も避けた方が良い 起点の石鎚スカイラインは夜間は閉鎖されている
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瓶ヶ森
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樹間から石槌山(1892m)
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先程まで登山してきた石鎚の山
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瓶ヶ森・子持権現山・西黒森・自念子ノ頭(じねんごのかしら)
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四国山岳碑
ここ四国アルプスは西日本最高の霊峯石鎚山を盟主とす二千米級の峻岳二百余粁に亘って連なる。
高知県営林局は豊富限りなき森林資源の開発と常人未踏の雄大な山岳景観を紹介し
併せて国民自然休養の場を供すべく遠大な企画の下に昭和三十三年以来長沢林道を延長して瓶ヶ森林道の
開発に着手し十六年の歳月と局長のかわること十代終に待望久しかった寒風山より面河渓を結ぶ
全長約五十粁我国有数の山岳スカイラインの全通を見るに至った。
昭和48年10月 四国山岳公社 理事長 近藤正弥撰並書
揮筆は当時の高知営林局長であった公平秀蔵氏によるもの 石鎚スカイラインは昭和45年に
瓶ヶ森林道は昭和48年に開通し 寒風山トンネルから面河に至る43.1kmのルートが漸く全通した
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シラサ峠から見る石槌山
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山荘しらさ 休業中
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瓶ヶ森 草原は「氷見二千石原」
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瓶ヶ森1.6km/土小屋6.8km 土小屋へは左に見える子持権現山を越えていく 無〜理〜!
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子持権現山と石鎚山
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西黒森
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四国三郎・吉野川源流の碑
白猪谷の標高1150mあたりが源流
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西黒森
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自念子ノ頭
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自念子ノ頭
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東黒森
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高知への標識が出た 87km
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三つのピークが連なる伊予富士
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瓶ヶ森林道を抜け 寒風山越えの九十九折の狭い旧道から国道へ 道の駅・木の香で温泉に浸かり
登山の疲れをほぐす 16時過ぎに道の駅を出発し 石鎚神社本社へ行く 距離26.7km

愛媛県西条市 石鎚神社 口之宮 本社
石鎚神社は  山麓に鎮座する口之宮 山腹の中宮(成就社) 土小屋遙拝殿 山頂の頂上社 4社の総称である
古代では石鎚山を御神体としていたが 現在では石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)を祀る
石鎚大神とも称し 伊邪那岐命と伊邪那美命の第二子で 天照皇大神の兄に当たるとされている
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石鎚山は古くから日本七霊山の一つとして崇められ 685年に役小角が開山し その後 空海も修行したと伝わり
以来「石鎚蔵王権現」と称され前神寺・横峰寺のもと 神仏習合・修験の道場として繁栄した
中世以降は朝廷や武家の崇敬をあつめ 桓武天皇の勅願によって建立された前神寺には歴代天皇が納めた
仏像や経巻が伝わる 慶長15年(1610)豊臣秀頼が石鉄山常住の神殿を修築 明暦3年(1657)には
西条藩主一柳直興が仏殿を建立している 明治2年(1869)の神仏分離令により石鎚権現号が廃止され
石鉄神社となり 前神寺と横峰寺は廃され前神寺の境内は石鉄神社の本社となり 横峰寺は西の遙拝所とされた
明治35年(1902)神社名を石鎚神社に改称した 後の明治期に 前神寺と横峰寺は伴に復興している
第二次大戦後は「石鎚教教派総本社(宗教法人石鎚本教)」を設立し神仏習合の伝統を守る立場にある
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10月4日〜7日まで秋季大祭があった
ニノ鳥居
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神門
三ノ鳥居
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石の太鼓橋
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四ノ鳥居
石鎚山遥拝殿 元頂上社祠宮
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午後5時過ぎ  夕陽さす本殿 神札授与所は閉じられていた
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元の禊場 神変大菩薩(役行者)とインスタ映えを狙う女性
明日は「内子の街並み」を散策する予定で「道の駅・内子フレッシュパークからり」で車中泊する
内子まではここから約80km以上あり 所要時間は食事を含め2時間30分はかかる
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