2013.08.17　山口県防府市浜方３８１－３　枡築らんかん橋

三田尻塩田記念産業公園内の保存橋
この橋は入浜式塩田が築かれたとき　枡築間の通路として入川に架けられた石橋である
日本の奇橋の一つに数えられる山梨県の猿橋をモデルにしたとも言われている　橋桁の中央部は橋台より高く
満潮時に橋下を石炭や塩などを運搬する「上荷（うわに）船」が航行出来るように配慮されている
昔はこの石橋に木製の欄干が取り付けられ「らんかん橋」と呼ばれていた　かつて大浜塩田に９橋を数えたが
現在は保存橋２橋　現役１橋のみとなっている　この保存橋は大浜三ノ枡と四ノ枡を結ぶ石橋であった
（枡とは　入浜塩田の構築により埋め立てられた区画を指し　それぞれ番号が振られていた）