2009.04.08 大分県中津市耶馬渓町宮園(みやぞの) 雲八幡神橋・他

<地図>
雲八幡宮とかっぱ祭り
町指定無形民俗文化財「宮園楽」
<雲八幡宮の沿革>
境内を流れる旭川を数百メートル下った所に磐座(いわくら)がある
「雲石(くもいし)」と呼ばれ大宝3年(703) ここに神が出現し「雲の社」と尊んだ
天延元年(973)小納言清原正高卿(都から当地に配流になった人物)が現在地に社殿を造営したと言う
友杉氏(中間氏)が地頭に任じられこの中間郷に一戸(ひとつど)城を築いてからはその尊崇を受け
応仁3年(1469)には城主大蔵大夫が現宮司家の秋永氏を社司(宮司)に任じている
江戸時代になると細川忠興公 次いで小笠原氏歴代藩主 また元禄11年(1698)以後は
幕府の天領となり 日田代官等の崇敬があった
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狛犬ではなく 狛河童のお出迎えだ 「あ・ぅん」のかっぱ像 河童の尻尾は新発見
<かっぱ祭り>
雲八幡宮のおんばらい大祭(7月28・29日)の最終場面に地元氏子によってカッパの登場する
民族芸能「宮園楽」が奉納されるのでこの名がある 三百年以上にわたって伝承されている
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雲八幡神橋  安永10年(1781)の銘がある
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境内にはもう一カ所石橋がある
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