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奈良市内に及ばず奈良県内では一番の石橋である
春日大社一の鳥居から東大寺天轄門前を通り 程なく奈良坂へと辿ると 佐保川手前で旧道と新道とに分かれる
国道369号となった新道に架かる橋は「新石橋」と呼ばれるが コンクリート製の近代的な橋である
旧道は奈良坂を目指し真っ直ぐ延びる この道は古都奈良と京の都とを結ぶ古道で奈良街道と呼ばれ
木津・宇治を経て京都へと通じる この街道に架かる方が その名もズバリ「石橋」である
拡張部分を除けば石橋の状態は そのままの姿で保存されていると言える
歩行者専用道として昔の姿に戻すことは出来そうだが 古都奈良では一世紀程度の近代遺産には
興味がなさそうである この年2010年は 平城遷都1300年祭一色である
2010.01.13 奈良県奈良市今在家町 石橋
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下流側から撮影 上流下流側共に拡張工事でコンクリート製の橋脚・桁となっている
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中央部の橋脚と桁石はそのまま残され 同じ形態の橋脚を増設し拡張されている
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北(京)側の親柱 い志ばし さほかは
南(奈良)側の親柱 石橋 佐保川
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橋の部分は護岸の石垣もそのまま
上部の敷石
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交差点から北 奈良坂方向を撮影 右「新石橋」
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北側から奈良市内・今在家交差点方向を撮影