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上門前白鳥川に架かる単アーチ橋 時代も新しく 昭和11年6月架設の石橋である
九州に於ける石橋架設は昭和30年代初頭まで続くが 昭和10年頃からRC造の橋が
多く出現することとなり 技術的にも円熟期を迎える石造アーチ橋は追ってその架設数を減らす
石造アーチ橋はローカルな方法ではあるが 熟練した技術によって支えられた
確かな架橋法として 用いられたのであろうことがうかがわれる
親柱には 請負人 坂下政芳 石工 甲斐米吉 と名が刻まれている
2009.10.27 宮崎県えびの市大字末永字上門前 上門前橋(かみもんぜんばし)
下流側から 土石流にも耐えてきた頑丈そうな橋である
上流側から
基部は三段石積み
請負人 坂下政芳 石工 甲斐米吉
親柱 上門まで読める
?和十一年六月架設
下流側へ下りる
道からは橋が確認できない