鹿児島本線

● 起点:門司港駅 終点駅:鹿児島駅 総延長距離:285.3km 駅数:95(起終点駅含む・東小倉駅は除く)
● 駅名:門司港−小森江−門司−小倉−西小倉−九州工大前−戸畑−枝光−スペースワールド−八幡−黒崎−陣原−
     折尾−水巻−遠賀川−海老津−教育大前−赤間−東郷−東福間−福間−千鳥−古賀−ししぶ−新宮中央−
     福工大前−九産大前−香椎− 千早−箱崎−吉塚−博多−竹下−笹原−南福岡−春日−大野城−水城−
     都府楼南−二日市−天拝山−原田−けやき台−基山−弥生が丘−田代−鳥栖−肥前旭−久留米−荒木−
     西牟田−羽犬塚−筑後船小屋−瀬高−南瀬高−渡瀬−吉野−銀水−大牟田−荒尾−南荒尾−長洲−大野下−
     玉名−肥後伊倉−木葉−田原坂−植木−西里−崇城大学前−上熊本−熊本−川尻−富合−宇土−松橋−
     小川−有佐−千丁−新八代−八代−肥後高田−日奈久温泉−肥後二見−上田浦−たのうら御立岬公園−
     肥後田浦−海浦−佐敷−湯浦−津奈木−津奈木−新水俣−水俣−袋−米ノ津−出水−西出水−高尾野−
     野田郷−折口−阿久根−牛ノ浜−薩摩大川−西方−薩摩高城−草道−上川内
−川内−隈之城−木場茶屋−
     串木野−神村学園前−市来−湯之元−東市来−伊集院−薩摩松元−上伊集院−広木−鹿児島中央−鹿児島
<八代−川内駅間は第三セクターの肥薩オレンジ鉄道線>

歴史
門司港−八代駅間は民営会社九州鉄道により開業された
九州初の鉄道として 博多駅から筑後川北岸の千歳川仮駅間が開業したのは 明治22年(1889)である
明治24年(1891)に門司港駅まで開通 明治34年(1901)山陽鉄道が馬関駅(下関駅)まで開通し
山陽鉄道の子会社である山陽汽船商社が鉄道連絡船を運航開始している
熊本八代方面へは 明治24年(1891)に熊本駅 明治29年(1896)に八代駅まで開通した
明治40年(1907)九州鉄道が国有化 八代以南の路線は 国防上の理由から 球磨川上流域の「人吉盆地」を経由し
敢えて 古来より難所のひとつに数えられている加久藤越えルートをとった
この難所は矢岳越と呼ばれ ループ線1ヶ所 スイッチ・バック2ヶ所で越えている
当時の軍事力の中心は艦船と歩兵であり 海岸部の鉄道敷設は艦砲による攻撃を想定し計画が排除されたと伝わる
日清(1894-1895)の戦争があったことも 要因のひとつであろう
このように 八代駅−鹿児島駅間は 最短経路である人吉経由(肥薩線)の路線が鹿児島本線であったが
昭和2年(1927)に川内経由の臨海路線が全通して鹿児島本線となり 人吉経由の路線は肥薩線になる
平成16年(2004)に 九州新幹線が部分開業し 八代−川内駅間が肥薩おれんじ鉄道に移管された

● 九州鉄道(門司−八代)
明治22年(1889)12月
九州初の鉄道が 民営の九州鉄道により博多−千歳川仮駅(筑後川北岸)間が開業された
明治29年(1896)11月
門司(門司港駅)−八代駅間が全通した

● 鹿児島線(鹿児島−吉松)・人吉線(門司−人吉)・鹿児島本線(門司−人吉−鹿児島)
明治34年(1901)06月
官営鉄道鹿児島線 鹿児島−国分駅(隼人駅)間が開業
明治36年(1903)01月
官営鉄道 国分(隼人駅)−横川駅 延伸開業 嘉例川・横川駅が開業
明治36年(1903)09月
官営鉄道 横川−吉松駅 延伸開業 栗野・吉松駅が開業
明治37年(1904)
日露戦争勃発 戦争により人吉−吉松間工事凍結
明治38年(1905)
日露戦争終結 人吉−吉松間工事凍結解除
明治40年(1907)07月
九州鉄道 買収により門司−八代駅間が官営鉄道・八代線となる
明治41年(1908)06月
八代−人吉駅間開業 八代線を人吉線と改称 坂本・白石・一勝地・渡・人吉の各駅開業
明治42年(1909)10月
人吉本線と改名
明治42年(1909)11月
人吉−吉松駅間開業 門司−鹿児島間全通し鹿児島本線となる 矢岳駅・大畑停車場を開業
明治42年(1909)12月
大畑停車場 旅客貨物取り扱い開始 大畑駅となる
明治44年(1911)03月
真幸停車場開設 5月から旅客貨物取り扱い開始 真幸駅となる
大正02年(1913)03月
那良口駅 貨物駅から旅客貨物取り扱い駅に変更
大正05年(1916)09月
表木山信号場新設 大正9年(1920)10月に表木山駅として開業

● 川内線(鹿児島−水俣)・肥薩線(八代−湯浦)
大正02年(1913)12月
川内線の鹿児島駅−串木野駅間が開業
大正03年(1914)06月
川内線 川内町駅(現:川内駅)まで延伸開業
大正11年(1922)10月
川内線 阿久根駅まで延伸開業
大正12年(1923)07月
肥薩線として 八代−日奈久駅間が開業
大正12年(1923)10月
川内線 米の津駅まで延伸開業
大正13年(1924)10月
宮之城線の開業により 川内線を川内本線に改称
大正14年(1925)04月
肥薩線 佐敷駅まで延伸開業
大正15年(1926)07月
川内線 水俣駅間まで延伸開業
大正15年(1926)09月
肥薩線 湯浦駅まで延伸開業
昭和02年(1927)10月
湯浦駅−水俣駅間開通 八代−川内−鹿児島間を鹿児島本線に編入
 
八代−人吉−鹿児島間は肥薩線となる 全線開通から僅か18年で幹線の座を譲る
昭和07年(1932)12月
小倉−都城−隼人−鹿児島駅間が日豊本線になり 肥薩線の終点は隼人駅になる

鹿児島本線の古い木造駅舎