大正7年(1918)1月25日 官営宮地軽便線の宮地駅(終着駅)として鉄道院により開業された
駅より1.3km北に 肥後国一宮阿蘇神社が鎮座する 地名の阿蘇一宮は当社によるもので
駅名の宮地は嘗ての広大な阿蘇神社社領による 当駅の財産標は紛失している為 創建時の建築かは不明
2014.07.24 豊肥本線・宮地駅 所在地:熊本県阿蘇市一の宮町宮地4737
しめ縄も飾られ まるで神殿のような造作 但し遥拝所ではない
2012豪雨災害展示室
SLあそBOY号記念
阿蘇神社
戦前の旧社格は官幣大社 肥後国一宮で全国約450社ある「阿蘇神社」の総本社
古代氏族の阿蘇氏が代々大宮司を務める
社伝による創建は 第7代孝霊天皇の御代9年6月となっている
延長5年(927)の『延喜式』では 肥後国阿蘇郡に健磐龍命神名神大社および阿蘇比盗_社と記載され
名神大社と式内小社に列する 中世以降は肥後国一宮として崇敬され広大な社領を有していたが
秀吉によって社領を召し上げられ 新たに300町の社地が寄進された その後は加藤清正続く細川氏により
庇護され社領の寄進や社殿の造修が行われた
祭神は 健磐龍命(たけいわたつのみこと)阿蘇都比当ス(女神・あそつひめのみこと)をはじめ
阿蘇十二明神といわれる12柱の神を祀る