豊肥本線(愛称:阿蘇高原線)

● 起点:日豊本線 大分駅 終点駅:鹿児島本線 熊本駅  総延長距離:148.0km  駅数:37(起終点駅含む)
● 駅名:大分−滝尾−敷戸−大分大学前−中判田−竹中−犬飼−菅尾−三重町−豊後清川−緒方−朝地−豊後竹田−
     玉来−豊後荻−滝水−波野−宮地−いこいの村−阿蘇−内牧−市ノ川ー赤水−立野−瀬田−肥後大津−
     原水−三里木−光の森−武蔵塚−竜田口−東海学園前−水前寺−新水前寺−南熊本−平成−熊本駅

歴史
大分−玉来(たまらい)駅間の国鉄犬飼軽便線(犬飼線)と 宮地−熊本駅間の国鉄宮地軽便線(宮地線)が
大正3年(1914)に開業 その後昭和3年(1928)2月に 現・南阿蘇鉄道となる支線の立野−高森駅間が開業
同年12月に 大分−熊本間の残り区間である玉来−宮地駅間が開業して 大分−熊本駅間が全通した
全通後 宮地線・犬飼線を統合して豊肥本線となり 立野−高森駅間の宮地線・支線は高森線となる

阿蘇から竹田に至る山岳部は 近年 度々豪雨や台風の被害に見舞われ 長期間の不通となることが多い
平成2年(1990)7月の集中豪雨で緒方−宮地間が不通となり 復旧に15ヶ月を要したのをはじめ
平成5年(1993)9月は台風により 三重町−豊後清川間が不通となり 復旧まで8か月
平成16年(2004)9月には 三重町−豊後清川間の百枝トンネルが土砂崩壊により不通 復旧は12月であった
そして記憶も新しい平成24年(2012)7月12日の九州北部豪雨では 緒方−肥後大津間の各所で甚大な被害を受け
緒方−豊後竹田間 及び宮地−肥後大津間は同年9月3日まで順次復旧したが 最も被害の大きかった
豊後竹田−宮地間は 平成25年(2013)8月4日に漸く13ヶ月に及ぶ復旧工事で運転を再開することができた
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2012年災害時の「坂ノ上トンネル」熊本側出口
10月25日 「坂ノ上トンネル」大分側出口
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この小さな川が氾濫し 一気にトンネル内へ流入
押し流された線路跡

● 犬飼軽便線・犬飼線
大正03年(1914)04月
大分−中判田駅間を開業 下郡信号所設置 滝尾・中判田駅を開業
大正05年(1916)09月
中判田−竹中駅間を延伸開業 竹中駅を開業
大正06年(1917)07月
竹中−犬飼駅間を延伸開業 犬飼駅を開業
大正10年(1921)03月
犬飼−三重町駅間を延伸開業 菅尾・三重町駅を開業
大正11年(1925)09月
軽便線の呼称を廃止 犬飼線に改称
大正11年(1925)11月
三重町−緒方駅間を延伸開業 牧口・緒方駅を開業
大正12年(1923)12月
緒方−朝地駅間を延伸開業 朝地駅を開業
大正13年(1924)10月
朝地−豊後竹田駅間を延伸開業 豊後竹田駅を開業
大正14年(1925)11月
豊後竹田−玉来駅間を延伸開業 玉来駅を開業

● 宮地軽便線・宮地線
大正03年(1914)06月
熊本−肥後大津駅間を開業 春竹・水前寺・竜田口・三里木・肥後大津駅を開業
大正05年(1916)11月
肥後大津−立野駅間を延伸開業 瀬田・立野駅を開業
大正07年(1918)01月
立野−宮地駅間を延伸開業 赤水・内牧・坊中・宮地駅を開業
大正09年(1920)07月
原水駅を開業
大正11年(1932)09月
軽便線の呼称を廃止 宮地線に改称
昭和03年(1928)02月
立野−高森駅間の支線を開業 長陽・阿蘇下田・中松・阿蘇白川・高森駅を開業

● 豊肥本線・高森線
昭和03年(1928)12月
玉来−宮地駅間を開業し全通 波野・滝水・豊後荻駅の各駅を開業
昭和03年(1928)12月
宮地・犬飼線を統合し豊肥本線・宮地線の支線(立野−高森間)を分離 高森線とする
昭和15年(1940)05月
春竹駅を南熊本駅に改称
昭和35年(1960)03月
市ノ川駅を新設開業
昭和36年(1961)03月
坊中駅を阿蘇駅に改称
昭和56年(1981)10月
武蔵塚駅を新設開業
昭和61年(1986)04月
高森線(17.7km)を廃止 第三セクター南阿蘇鉄道へ無償転換
昭和61年(1986)11月
東海学園前駅を新設開業
昭和62年(1987)02月
敷戸駅を新設開業
昭和63年(1988)03月
新水前寺駅を新設開業
平成01年(1989)03月
いこいの村駅を新設開業
平成02年(1990)11月
牧口駅を豊後清川駅に改称
平成04年(1992)07月
平成駅を新設開業
平成14年(2002)03月
大分大学前駅を新設開業
平成18年(2006)03月
光の森駅を新設開業

● 豊肥本線・高森線の古い木造駅舎