2011.10.09  肥薩線 真幸(まさき)

明治44年(1911)3月11日開業 宮崎県で最初に出来た鉄道駅で肥薩線唯一の宮崎県内の駅でもある
駅舎は開設当初の建物  「真の幸せ・・・」で入場券が縁起物として人気がある
昭和47年(1972))7月6日 梅雨期の豪雨で駅の裏山斜面が 高さ350m 幅280mにわたり崩壊し
土石流となって 駅構内と周囲の集落が飲み込まれ 死者4名 住宅及び付随する家屋57棟が流失する
災害に見舞われた 幸い駅舎への直撃は免れたが 線路は分断・駅構内の東側が土砂で埋め尽くされた
線路・駅は復旧されたが 住宅被害を受けた全戸が移転し
駅周辺はほぼ無人となっている この土石流は現時点においても宮崎県内最大規模のものとされている
ホームには このとき流れ込んだ重さ約8トンの巨石がそのまま災害記念として残されている
通過不可能の逆Z型のスイッチ・バック内にある駅で かつて運転されていた特急・急行列車も
必ず停車する駅であったため昔から駅弁販売が盛んであった  今も無人駅で売られる駅弁が人気で
わざわざ車で来る人もいるらしい   ホームの中程に「幸せの鐘」が置かれている
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駅の北側に崩壊した跡が見られる 駅から駅南の国道カーブ内が土石流の被災地である
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矢岳駅に向かって気動車がスイッチ・バックを登っていく ホームに有るのが「幸せの鐘」
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スイッチバック
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自分たちも含め大半の訪問者は車でやってくる
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絵馬におみくじ そして土産品に飾り物や素人書きのポスター看板 カオス的状態
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