2024.06.16 熊本県下益城郡美里町佐俣 八角隧道と第1・第2津留川橋梁
石灰岩の露出する崖の 落石除け及び土砂崩れ防止用として建造された堅牢なコンクリート製洞門
参照した熊本県・県央広域本部サイトでは 六角隧道と記されているが 一般的に八角トンネルと呼ばれている
国土地理院 空中写真 昭和39年(1964)10月2日 南甲佐駅・甲佐町大字緑町 佐俣駅・下益城郡美里町佐俣
熊延鉄道遺構
熊延鉄道は1915年に南熊本駅に開通し、宮崎県延岡市までをつなぐ計画だったことからこの名がつきました。
しかし、実際には低用駅まで延伸後、計画は立ち消え、総延長28.6kmの鉄道となりました。 当時は、人はもちろん、
木材や砂利、石灰石などの資材も運び、交通・貨物の重要な役割を担っていました。 1964年に廃線になるまでの間、
蒸気機関車、ガソリン客車、ディーゼル機関車など、技術の進化に合わせて走る車両も変わりました。
廃線から半世紀以上たった今でも、八角トンネルをはじめ、
古い駅板、プラットホーム、橋脚など、かつての面影 を見ることができます。
八角トンネル
本来この建造物はトンネルではなく、路線の両側の岩が崩れるのを防ぐために造られたものです。
なぜ間が空いているのか、なぜ八角形なのかなど、形も構造も謎が多い遺構です。
その姿は神秘的で、まるでどこか別の 世界へつながる入口のようです。 八角トンネルをくぐって
更に400m先に行くと、第一津留川橋梁橋脚を見ることができます。 現在、橋桁は残っていませんが、
約20mの橋脚の高さを見ると、当時はかなり高いところを走っていたことが分かります。

八角トンネル駐車場 この先200mでトンネル入口
車・バイク・自転車は通行禁止 右は二俣橋への道


<上写真> レールが敷かれている状態の八角トンネル
<左写真> 二俣橋の近くを通過するヂハ100形
<左写真> 二俣橋の近くを通過するヂハ100形
津留川第一橋梁跡までの約400mを歩く

八角トンネルから津留川第一橋梁跡までの線路跡
石灰岩が転がる崖上の線路跡

復路 八角トンネル方向を撮影
正一位中岳稲荷大明神

津留川第一橋梁 コンクリート製橋台
津留川第一橋梁を通過するヂ100形気動車


川底にも石灰岩が転がる
橋脚の高さは約20m
国道218号線から旧佐俣駅方向を見る
国土地理院 空中写真 昭和39年(1964)10月2日 連続する津留川橋梁の第二から第五橋梁
釈迦院駅・下益城郡美里町境
釈迦院駅・下益城郡美里町境
旧馬門橋から津留川第二橋梁の橋脚 2ヶ所の内佐俣駅側のみ 西の橋脚は樹木に覆われ見えない
釈迦院駅跡 駅舎跡と思われる家屋の壁に駅名表示板が掲げられている 左側の道が線路跡
国土地理院 空中写真 昭和39年(1964)10月2日 津留川第六橋梁 砥用駅・下益城郡美里町永富

下益城郡美里町大窪 線路跡
下益城郡美里町永富 線路跡

町道踏切跡
津留川第六橋梁 廃線後歩道橋に転用
津留川第六橋梁と砥用町中心部

線路跡に町営住宅建設
砥用駅の駅前通り商店街
砥用駅跡 下益城郡美里町永富







