2014.04.23−24 長崎県平戸島・生月島車中泊の旅 No.4
平戸島−田平−佐世保石岳展望台

平戸大橋を渡り 平戸市田平町小手田免の田平天主堂へ
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平戸島と平戸大橋

田平天主堂
正式名はカトリック田平教会 別名・瀬戸山天主堂とも 国の重要文化財に指定されている
 掲示板より
 国指定重要文化財(建造物) 所在地:平戸市田平町小手田免 建設年代:大正6年(1917)10月
構造形式:レンガ造および木造 建築面積:459.9平方m
田平天主堂は 平戸瀬戸を望む丘に建ち 海と空の景色にとけ込む優美な姿で知られます
設計及び施工は 長崎県内の数々の教会堂建築に携わった鉄川与助(1879〜1976)で
大正4年(1915)12月着工 大正6年(1917)10月に竣工し 大正7年(1918)5月14日に献堂式が行われました
長崎県内のレンガ造教会堂としては最晩期の建築であり 外観・内観ともに完成された意匠を見ることができます
外観は 正面中央に八角形ドームの鐘塔を備え 外壁はレンガ造および木造で
レンガの色づかいや積み方に変化をつけることで多彩な表情を作り出しています
内部は 木質にペンキ塗りで仕上げられ 連続するアーチの高窓 椿の花の浮き彫り
部分に使われた金色などが華やかな内部空間を演出しています
 建設は 信徒の手作業によって行われました レンガ・瓦・セメント・木材などの材料は船で運ばれ
石灰は持ち寄った貝を焼いたものです 敷地内には この貝焼き場のほか 司祭館 正面門柱 煉瓦塀
石段や石垣 隣接の墓地などが良好に現存し 教会堂とともに優れた周辺の歴史的環境も高く評価されています
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江迎町 平戸街道と本陣跡 掲示板より
 江戸時代 平戸藩は 江迎を通り佐世保を経て東彼杵の長崎街道までの「平戸街道」を通って参勤交代を行っていた
この建物は 参勤交代の折 必ず藩主が宿泊した宿舎(本陣)であり 平戸藩主松浦熈(ひろむ)が
天保元年(1830)に再整備したもので 県下でも唯一 当時のまま残されている
藩主専用の座敷(御成間・枕水舎)は一段高く造られ 賊の侵入を防ぐために二重天井や床下の格子張が
施されている 御成間(枕水舎)の一本の柱は池の中に立っており 松浦熈による額が掲げられている
また 庭の手水場には水琴窟が造られており 今もかわらぬ幽玄な音色は当時を偲ばせる
(長崎県指定文化財)(江迎町指定文化財)
山下家のもと(酒母)蔵 (もと=酉偏に元)
この建物は 酵母を発酵させる蔵で 元禄年間(約300年前)に建造された その構造に特徴があり
一階から二階を突き抜けた中央の通し柱と周囲の柱によって屋根を支え まるで傘を広げたような形になっている
(長崎県指定文化財)
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佐世保市 石岳展望台からの夕景
標高195.1mの 九十九島を眺望する絶景スポット
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