2013.05.11 山口県萩市椿3030-1 旧天満宮参道橋

<地図>
放生池北端にある古く朽ちかけた石橋 1720年の遷宮時に架けられた橋ではないかと想う
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大木戸跡・金谷神社

萩城下町の表玄関というべき大木戸があった所である 大木戸は両脇を木柵で囲い 中央に門柱を設け 番所を
置いていた 番人は常勤で 原則として 酉ノ刻(日暮れ)から卯ノ刻(夜明け)までは治安維持のため城下への
出入りを差し止めていた 金谷神社の大木戸が設けられたのは元文年間(1736〜1740)で 当時作成の
城下町絵図にもはっきりと描かれている 萩ではこの金谷天満宮は旅の安全を祈願する旅立ちの場所であり
旅の安全を感謝する帰還の宮でもあった これは明治の時代にも受け継がれていた
ここに明治廿九年十一月吉日(明治29年11月 西暦1896年)「當社ヨリ諸方里程之畧標」が立てられた
<肥前長崎:七十六里 肥後熊本:六十八里 筑前宰府:四十八里 長門下ノ関:二十二里 周防宮市:十三里
讃岐金比羅:七十八里 摂津大阪:百三十里 西京:百四十三里 津和野:十四里 高津人九:十七里
出雲大社:五十五里 東京:二百七十四里>と明記されている
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