2011.05.31  熊本県美里町佐俣(さまた)  二俣橋<二俣渡・二俣福良渡>

<地図>
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二俣橋
釈迦院川と津留川の合流点に連なって架るこの橋は 文政13年(1830)種山村の石工嘉八によって
架けられたものである  嘉八は矢部町の通潤橋の架橋で知られる丈八(橋本勘五郎)の父で
現在の八代郡東陽村の人である  この二橋は 矢部・砥用方面と松橋方面 及び甲佐方面を結ぶ
重要道路が交差する要所であり 景観も良く 往来する人々の良き休憩所となっていた
この二橋の特徴は 二つの川に直角に架けられて連っていることと
下記の様に長さ・幅・高さが殆んど同じということであり別名「双子橋」とも呼ばれている
第一橋・釈迦院川  ●  第二橋・津留川川
長さ:28m  ●  長さ:27m
幅:3.3m  ●  幅:2.5m
高さ:8m  ●  高さ:8m
第一橋・二俣渡 釈迦院川右岸・佐俣 左岸・小筵   第二橋・二俣福良渡 津留川右岸・小筵 左岸・佐俣
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下流側から撮影
<左>津留川・二俣福良渡(甲佐・宮原道)文政13年(1830)架橋
<右>釈迦院川・二俣渡(松橋・砥用道)文政12年(1829)架橋
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釈迦院川 二俣渡と年禰橋(としねばし) 左:右岸・佐俣 右:左岸小筵(こむしろ)
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二俣福良渡の上流側に架かる橋は 昭和2年(1927)架橋の新二俣橋(近代土木遺産)
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二俣渡
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二俣福良渡
二俣福良渡 手前津留川右岸・今(いま)
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二俣福良渡アーチと二俣渡
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二俣渡アーチと二俣福良渡
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手前二俣福良渡と二俣渡
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新二俣橋から 二俣福良渡アーチ上部
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