晴耕雨工

自然の中での 時間に余裕のある生活だから 自分で食べるものは自分で作りたい
食品の加工も自分でやれることは自分でやる それが一番の安全と安心
だから『購』から「耕」へシフトする

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畑は借地で米は作らない 最低限の農業機械であっても高価である また手仕事で田を作るのは大変
米は買った方がいい 自家菜園自然農法の不耕起栽培だから耕耘機などはいらない
鍬一本で大抵は事足りる 勿論有機農業である 野菜は旬の物が作られ 山菜は宝庫ともいえる

だから食卓を賑わす食物は野菜中心となり 図らずも健康志向となる

畑を作るに当たり 解らないことは田舎での先輩に聞けば良い でもせっかく始めるのなら
新しい農法にチャレンジするのも楽しい インターネットの活用や参考書もあればいい

見様見真似で椎茸作りにも挑戦 乾燥機はないので100%天日干し ビタミンDが豊富な椎茸になる

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借地の畑
再生した茶畑
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家の周りは山菜の宝庫
椎茸とアケビ
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天日干しの干椎茸
栗とパプリカ

2014.5.14  自家製の新茶
我が家は 放置されていたお茶畑を切り開いて そこに家を建てました 茶の木は「やぶきた」で
煎茶として極めて良好とされる種類です
茶の木の生命力は強く 切っても切っても新芽がでてきて大きくなり 絶やすことは困難な樹木です
毎年たくさんの新芽を出すことから「お茶」が生まれたのだと思います

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切っても切っても伸びてくる茶の木 初夏になってお茶の新芽が伸びてきました
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摘んで茶揉みをします
道具は 中華鍋・木べら・新しい軍手
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弱火で焦がさない様に揉み 最後は なべ底に
こすりつけるように しっかりと揉みます
えびらに広げ一晩自然乾燥させます
えびらは 養蚕の蚕棚で使われていたもの
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一晩乾かして 少しパリッとしたところで 再び中華鍋を使い弱火で焦がさないように炒りあげます
最後は軍手でこするようにして細かくします 釜炒り茶ならぬ「鍋入り茶」の完成です
色が綺麗で 香りもフルーティーな 美味しいお茶ができました

2014.06.15  辣韮(ラッキョウ)の酢漬け
今日はラッキョウを漬けます

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畑から掘りあげたばかりのラッキョウを 一粒ずつ葉と根を切って洗います
根気のいる仕事ですが 美味しいらっきょうを作るために欠かせない作業です
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ラッキョウ1kgに対し 水700cc・酢180cc・塩90gと赤唐辛子1〜2本を加え 塩酢漬けにします
最初から砂糖は入れず 2週間位で さっぱり塩味のラッキョウ漬けが出来ます
その後で 塩出ししてから甘酢漬けにします

2014.8.8 梅干しを作る
自家栽培の「梅の実」を使って 梅干しを作ります 無農薬と言うより 放任主義的(剪定はする)で
肥料もやらない カメムシに吸われて「あばた」だらけ 無農薬とはこんなものです
市販の梅は たっぷりの農薬で厚化粧しているから 肌はとても綺麗だけれど・・・
それに私の作る梅干しは 超減塩5%の超酸っぱい健康梅干

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6月中旬過ぎに完熟している実を採ります 落ちているきれいな実も拾って使います
きれいに洗い竹串でへたをとり  水気は切っておきます
用意するものは 計り・塩・漬物袋 そしてなぜかストロー(?)
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梅の総重量を計ります 今年は10kgの収穫でした 漬物袋に各々 3kg・3kg・4kgの梅を入れ
それぞれ重量5%の塩をふり 袋の端を持って「ゴロゴロ」して まんべんなく塩が絡むようにします
ここでストローの出番です
なるべく空気を抜くように手で絞り 袋の口をすぼめてストローを差し込み残りの空気を吸い出します
結構肺活量のいる作業です すばやくストローを抜き 袋の口をグルグルねじってきつく結ぶと
写真のように 梅が「かっちり」まとまります 3袋の梅を桶に重ねて入れておくと
4・5日で梅酢が出てきます 順番に重しをかけるため 時々上下を入れ替え土用干しまで置きます
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今年は 雨の日が多くてなかなか梅を干すことが出来きませんでした
やっと7月25〜26日の間で干しあがりました 一般に「土用干し三日三晩」と言うけれど今年は無理です
梅酢もガーゼ2枚か晒布で濾していっしょに干します 梅が干しあがったら すぐに紫蘇を入れます
紫蘇は 去年のこぼれ種で 畑のあちこちに育っていたものを 20本程度用意し 葉をちぎり取ります
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洗って塩を一掴み振りシッカリ揉み 最初の黒い汁は搾って捨て もう一度塩を振って揉みます
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腕力の要る力仕事ですが 黒い汁が出なくなるまできつく搾ります 終わったら 梅酢を入れて混ぜると
きれいな赤色が出てきます たくさんあった紫蘇が 少しになってしまいましたが
これでも充分に色がつきますので 半分は新生姜漬け用に取っておきます
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干した梅10kg全てを一袋にまとめ(干して嵩が減っている)しぼった紫蘇を梅がかくれるよう上に入れ
梅酢も入れてしまいます ここでまたストローが登場します 前回と同様 梅酢を吸い込まないように
しっかり空気を抜いてください これで梅酢がよくまわって真っ赤な梅干しになります
ああ 作るだけで 唾液がでてきちゃった・・・・・・

2014.4.18  味噌を仕込む
割合は 乾燥大豆2.5kgに対し 米麹2.2kg・塩840gの減塩味噌です

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十分水煮した大豆をミンチ機で潰します 母からもらった常滑焼の甕に仕込み2ヶ月に1度混ぜます
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写真は2回目に混ぜた状態です いい香りはしていますが まだ塩がなれていません
味噌の表面にぴったりラップを貼って 蓋をしてまた2ヶ月おやすみです
梅雨が明ける頃に食べられるようになりますが もう少し熟成したほうが美味しくなります
待つのも楽しみのひとつです

2014.10.12  冬野菜の芽生
冬こそ野菜の美味しい季節 その冬に備え やっと芽生えた野菜たち

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わけぎ
小松菜
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人参
白菜
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大根
ミニレタス
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聖護院大根
ソバとラッキョウ
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ほうれん草
水菜
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青首大根
ジャガイモ
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タマネギ
キャベツ

草や虫に負けずに 大きくな〜れ

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