国鉄・伊万里線の平戸口駅として 昭和10年(1935)8月6日に開業 建物は開業当時のもの
平成15年(2003)に沖縄都市モノレール線が開業し 那覇空港駅が日本最西端の駅となるまで
第二次大戦後は永く日本最西端の駅であった 現在も鉄路を有す日本一般旅客鉄道網の
九州最西端及び日本最西端の駅である
現在は平戸市に入るが 設立当時は北松浦郡田平町に有り 平戸渡船のターミナルがあった田平港に近く
平戸島への最寄り駅であることから「平戸口駅」の名称となった
昭和52年(1977)に有料の平戸大橋が開通 そして平成22年(2010)に無料化され
現在では駅利用の観光客も激減した 昭和63年(1988)4月の第三セクター・松浦鉄道に転換後
「たびら平戸口駅」に改称された 駅舎の一部が鉄道史料館として
解放されている また駅前には平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がある