昭和43年(1968)農業経営規模拡大と八女茶の一大生産基地を形成するため 県営パイロット事業として
100haに及ぶ山林を開発し 改良山成工法によって緩やかな傾斜を持つ約70haの大茶園が造成された
茶園を見下ろすこの展望所は 元々五社神が鎮座する標高180mの山を15mほど切って平台地としたもので
十周年を迎えた昭和52年(1977)元位置の真下に社殿が建立され 境内地および展望所として整備した
五社神に祀られる祭神は大玉命・武雷命・斎王命・天児屋根命・姫大神の五柱であり
稲作に不可欠な「雨乞いの神」として崇拝され 祭事として9月15日には各町内より里芋煮を奉納していた