長崎県指定有形民俗文化財「西彼杵半島猪垣基点」
「猪垣」とは 猪や鹿などの食害から田畑の作物を守るために築かれた石垣のことである
一般的に「ししがき」と呼ばれているが 地域によっては「いがき」「いのがき」などの呼び名もある
ここ西海市西海町中浦北郷字木場に所在する玄武岩の一つに幅約10cm角 深さ2mm程で 2行にわたり
「享保七□寅年に(□は剥げ落ちて判読できない部分)」と刻まれた年号が認められる
享保七年(1722)の干支は壬寅であり □には「壬」が刻まれていたと推測されている
江戸時代18世紀のはじめ 中浦の庄屋と農民が8年の歳月をかけ 幅2m 高さ1.5m 総延長42kmの石垣を造成したもの