奈良時代の阿蘇には草原が広がっていたことをうかがわせる記述があり
平安時代には優れた馬を生産する牧(原野)があったらしい
昭和41年(1966)国営大規模草地改良事業が起工され 阿蘇は全国有数の畜産生産基地となる
昔から肥後の赤牛 豊後の黒牛といわれていたが 最近黒牛が増えてきたのは否めない
草千里
約三万年前に形成された直径約1kmの火口の中に 直径約400mの火口が生成された二重火口原
現在2つの池があるが 西側(写真の右側)の比較的深い池が外側の火口底で東側の池が内側の火口である
内側の火口は デイサイト質の溶岩ドームが吹き飛ばされたもので その一部が中央の駒立山として残る