2024.11.06 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺字火焼輪智(ひわきわち) 清流の森

清流の森は 標高1423.1mの猟師山西山麓に位置する800から1000mの丘陵地に 約80haの広さを持つ園地で
どんぐりの森・紅葉の森・照葉樹の森・せせらぎの森・自然観察の森・憩いの森・きよらの森・キノコの森の
ゾーンに分かれ それぞれ森林浴や自然観察・バードウォッチング・紅葉狩り等を楽しむことが出来る

しかし 現状では それぞれの森が特徴ある樹林帯として分かれているような雰囲気ではない
また 総じて原生林のような雰囲気を持っており 遊歩道が整備されてはいるが 現在の案内板では解りにくく
全体図を示し現在地を示す必要がある 今の状態では地図を入手し GPSでチェックしながら歩く必要がある

掲示板から
この清流の森は、林野庁の補助を受け、平成3年度から 平成5年度にかけて、健康とゆとりの森整備事業で
整備されたものです。 広葉樹植栽による造園、連絡管理道の開設、林内を散策する遊歩道の開設、
森林保全のための防火施設 整備、渓流路整備等を行い、原生する樹齢300年のブナを初め、コナラ、リョウブ、
アセビ等を自然形態のまま保存し、訪れた方々に森林浴を楽しんでもらい、国民の保健機能を目的としています。
どうぞ、四季折々の山の変化を充分に満悦して下さい。 この清流は、前方にそびえる久住連山から湧き出ずる
伏流水で、森の中のあちこちから絶えることなく湧きだし、筑後川の源流にあたります。

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1.平野台親水公園 2.平野台高原展望所 3.東屋 4.木橋 5.東屋のある広場 6.きよらの森
7.奇岩石群 8.すずめ地獄 9.すずめ地獄・清流の森パーキング
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標高グラフ
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黒川温泉「のみちをゆく」マップ
https://www.kurokawaonsen.or.jp/asset/images/map/pdf/nomichi-wo-yuku.pdf
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10:57 平野台高原展望所と猟師山南峰
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清流の森へ下り道
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この矢印と地図で「た」は何?と思って後で調べると 黒川温泉「のみちをゆく」マップに書かれた
いろは順の「た」で 手元に当のマップがないと解らない 黒川温泉に寄らず初めて来た人には
「ちんぷんかんぷん」である 案内板の超簡略地図に載る以外のコースもあるので 地図が読め無いと迷う
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赤い屋根の東屋
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どんぐり(クヌギ)の森
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31年前の平成5年(1993)開園時の南小国町が設置した案内板 これも全体図が無いので意味不明
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11:05 木橋
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標高840m 筑後川水系 田の原川の源流域
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下流の黒川温泉で同水系の火焼輪智川を合わせ 小国町の柏田で志賀瀬川と合流し杖立川と名を改める
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<上>アズキナシ(小豆梨) 学名:Aria alnifolia
バラ科アズキナシ属(ナナカマド属)の落葉高木
別名にカタスギ・ハカリノメ(秤の目)
別名は枝の皮目を秤の目盛りに例えたもの
<下>アカガシ (赤樫) 学名:Quercus acuta
ブナ科コナラ属の常緑広葉樹 別名にオオガシ
宮城・新潟県以南と中国・朝鮮半島の暖帯に分布
葉は大きく長い 芯材は赤褐色
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筑後川源流域の名もなきせせらぎ
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11:23 清らの森へ足を踏み入れるが 森の範囲が判別不能とルート不明のため引き返す

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逆コースのため「いろは」順が逆 どちらにせよ現代人にとって「いろは」はピンとこない 奇岩石群に寄り道

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それぞれの岩が何かの形・表情に見えてくる
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奇岩石群から戻りすずめ地獄へ 猟師山南峰を遠望
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すずめの地獄は 豪雨によって土砂が流入 ススキなどが繁茂し 以前より随分狭くなったと感じる
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常に有毒ガスを噴出 風のない日は要注意である
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すずめの地獄 案内説明板
駐車場にある色あせした清流の森案内図
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すずめの地獄駐車場から自然歩道に再び入る
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田の原川の支流
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奇岩石群の西端
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奇岩石群を抜けてきた道と合流
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だんだん現在地が解らなくなってくる
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田の原川の本流に沿って自然歩道を行くと 地図(5)の東屋のある広場に戻った
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