2015.05.27-29 岡山県真庭市・蒜山高原~鳥取県大山町・桝水高原
梅雨入り前の貴重な好天気続き 蒜山三座縦走登山と蒜山高原サイクリングを車中泊2泊の予定で計画
下関・山口を経て益田からは山陰路を走る
27日の車中泊は 新設の鳥取県江府町「道の駅・奥大山」
「道の駅・奥大山」は今年新設された道の駅なので 設備などは新しくて良いが 傍らをJR伯備線が通り
特に貨物列車の騒音は強烈である 深夜には列車も少なくなるが 睡眠には「耳栓」が欠かせない
また 線路と国道に挟まれた駐車スペースは狭い
5月28日 岡山県真庭市蒜山 上蒜山・中蒜山・下蒜山 蒜山三座縦走登山(詳しくは山歩記)
下山後 入浴を蒜山国民休暇村ですまし 「道の駅・風の家」で車中泊 昨日の「奥大山」から国道482号線を
東へ18.5km 所要時間約20分で風の家がある 通過する車も少なく 大型車の駐車も皆無の状態
また第三駐車場まであり広く快適である 出来ることなら奥大山よりも風の家まで足を延ばし利用した方が良い
5月29日 蒜山高原をサイクリング
蒜山高原自転車道は 蒜山高原を周遊する1周約30kmの自転車専用道路である
Link:蒜山観光協会ホームページの自転車道マップ
今回は「道の駅・風の家」から西原の国道482号合流地点まで 南部パノラマコースの内約13.5kmを往復する
道の駅・風の家 6:30 西原国道出会い 8:15 道の駅・風の家 10:10
11:00 塩釜の冷泉 全国名水百選
中蒜山山麓・標高約520mの谷間に湧く 東西12m・南北5m・面積約60平方m・最深部1.9mの瓢箪形の小池で
湧出量毎秒300リットルと水温摂氏11度は 年間を通じ変わることはない ここにも「天の真名井」伝説がある
園内には 移築古民家の冷泉山荘がある 元・真庭郡八束村にあった明治10年(1877)建築の建物で
昭和47年(1972)に両備バス(株)に譲渡され ここに移築された 約50坪の平屋入母屋造りで利用出来る
真庭郡八束村にあった明治10年(1877)建築の建物で 昭和47年(1972)に両備バス(株)に譲渡し移築された
約50坪の平屋入母屋造りで 囲炉裏の間があり牛小屋も中にある 申し込めば誰でも利用出来る
11:30 蒜山酪農農業協同組合 ひるぜんジャージーランドに行く
<公式サイト:http://jerseyland.hiruraku.com/>
鬼女台(きめんだい)展望休憩所
鳥取県と岡山県の県境にあり 北に大山・烏ヶ山・象山・擬宝珠山 南に蒜山高原を望む絶景スポット
いつの頃からか知る由もないが、 この地に小さな水溜りが出来た。年中水量が、枡で計ったように変らぬので、
村人たちは枡水と呼んでいた。元禄九年の春、大山寺に伺候した村人は、この水が涸れているのを知り
不吉の兆として心を痛めたが、その年から凶作が相つぎ、餓死者は七十三人に及んだ、と伝えられている。
亨保五年、作州の行者宗真は、この水溜りを枡形にしつらえ、地蔵菩薩を刻んで四十八隔夜念仏を修行し、
村人たちは枡で造った杓で水を献じて、慈悲の祈りをこめた。
それ以来、この地と村落をつなぐ、約一里に延びるニ百余町歩の原野も、枡水原と呼ぶようになった。
枡水高原から鳥取花回廊(詳細は歳時記)へ 鳥取花回廊を16:00に出発 山陰国道9号線で九州へ帰る
途中 大田市静間町の静之窟(しずのいわや)に立ち寄り夕日を見る
奥行き18m・高さ16mの洞窟で 万葉集に生石村主真人(おいしのすぐりまひと)が詠んだ
「大汝(おおなむち) 少彦名の いましけむ 志都(しず)の石室(いわや)は 幾代経らるむ」の歌がある
暗くて洞窟内には入らず 下関・門司を経て自宅到着は午前4時