2020.11.15 玖珠町・西椎屋ノ滝と安心院町・東椎屋ノ滝

玖珠町から国道387号線に入り 西椎屋ノ滝を経て院内へ 院内から国道500号線で安心院町へ
鏝絵通り・安心院葡萄酒工房を散策後 東椎屋ノ滝に立ち寄り由布岳PAスマートICから
高速道路で帰宅 マップル見開き2ページ分のドライブ
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1.日出生ダム 2.西椎屋ノ滝 3.道の駅いんない 4.安心院鏝絵通り 5.福貴野ノ滝 6.東椎屋ノ滝
東奥山七福神岩
平成3年(1991)の台風19号により周辺の樹木が倒れ七つの大岩が出現 七福神岩として祀る
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国道387号 東奥山七福神展望所から 宇戸の庄に続く岩峰と標高757.8mの鹿嵐山(かならせやま)
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左から 弁財天・福禄寿・寿老人・恵比寿神・大黒天・毘沙門天・布袋尊
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左に見えるのは中津市の標高659.2m・八面山
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眼下の谷河内集落
大分県玖珠郡玖珠町大字日出生 西椎屋の滝(にししいやのたき)
東椎屋ノ滝・福貴野ノ滝とともに「宇佐三滝」と言われているが 滝本体は玖珠町にあり
下流僅か300m程で宇佐市院内町との境界に達する 日本の滝百選に選ばれてはいるが
駐車場からほど近い展望所からは 滝壺まで見下ろすことは不可能で上部のみの展望となる
全体が見える下の展望所までは 標高差約150m距離約400mの急崖の歩道を辿る必要がある
そのため 東椎屋ノ滝に比べ不人気で訪れる人は 年々少なくなっている
嘗ては 九州第一と賞される落差83mの豪瀑であった 名勝「耶馬渓」にも含まれ
「西椎屋の滝の景」として現在も耶馬渓六十六景のひとつに数えられている
しかし 昭和54年(1979)竣工の日出生ダム建設の堰堤工事に伴い 滝口周辺が新たに開削され
流路が狭くなり流量も減少して著しく景観を損ねる結果となった
そのため 嘗て豪瀑と言われた面影は微塵もない
前回の訪問時は都合によって下まで降りることが出来ず 今回のリベンジとなったが
現在 滝壺への道は地すべりによって通行止めとなっており 全景を見ることが叶わなかった
歩道の復旧予算は 観光客の減少などによって目処が立っていないように思われる
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上の展望台から西椎屋ノ滝
滝口が狭く流量も調節され豪壮な姿は見られない
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下流の宇佐市安心院側を展望
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AM 10:20 漸く日が差してきた
大分県玖珠郡玖珠町日出生字川底 日出生川の日出生(ひじゅう)ダム
下流域の宇佐市に農業用水を供給する灌漑用アーチ型ロックフィルダム 下流すぐに恵良川に合流
堤高:48.0m 堤頂長:196.3m 湛水面積:0.46平方km
昭和39年(1964)着工 昭和54年(1979)竣工
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昭和31年(1956)の空中写真
1.堰堤位置 2.ダム水没耕作地 3.西椎屋ノ滝 4.小川内の夫婦滝
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ロックフィルアーチ堰堤
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滝展望台
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この後 安心院鏝絵通りと安心院ワイナリーを散策してから東椎屋ノ滝に向かう
大分県宇佐市安心院町東椎屋 東椎屋ノ滝
日本の滝百選に選定される落差85mの端麗な滝で 切り立った断崖上から垂直に流れ落ちる
昔から観音信仰の霊場となっており 滝壷は広く日光華厳の滝に似るところから九州華厳とも称される
西椎屋ノ滝・福貴野ノ滝とともに「宇佐三滝」と言われる
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津房川の支流・滝川上流に懸る滝

国道500号の東椎屋入口から1.5kmで東椎屋ノ滝駐車場  駐車場から徒歩約350mで滝壺に至る

断崖から垂直に流れ落ちる姿は流麗かつ荘厳
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見る方向によっては観世音菩薩の姿に見えなくもない
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観音様の足元に五百羅漢 その中にモアイが居たり
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滝へ続く遊歩道
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大分県宇佐市安心院町東椎屋・丸田の集落 
背後は由布岳・鶴見岳から続く別府北山地・西ノ台の標高500mの断崖
この台地の上に九州自然動物園・アフリカンサファリがある
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落差20m 須崎の滝 国道500号線展望所から撮影 滝壺までの遡行は不可能
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