2024.04.16 佐賀県鳥栖市真木町(まきまち) 真木天満神社の大藤

真木天満神社

古くは肥前国養父郡鳥樔郷真木村であった 鳥樔(鳥栖)の名は 応神天皇の代に 鳥屋をこの郷に造り
多くの鳥を飼って朝廷に献上していたことから鳥屋郷と名付けられ のちに鳥樔郷と改められた
江戸時代は藤木・鳥栖・宿・牛原の4村と共に対馬藩の飛地領となり 藩の代官所は長崎街道の田代宿に置かれた
真木村は 佐賀藩領の長崎街道の宿場であった轟木村の南にあり 南は宝満川に接する南北に長い村であった

明治22年(1889)町村制の施行により 藤木・鳥栖の2村と共に轟木村へ編入合併した
明治29年(1896)基肄・養父・三根の3郡が合併し三養基郡が発足 明治40年(1907)轟木村が鳥栖町になり
昭和29年(1954)田代町・基里村・麓村・旭村を合併し鳥栖市が発足した

真木天満神社は 真木村の鎮守社として鎌倉時代の建長4年(1252)に建立され 明治6年に村社となり
近隣小社の祭神 応神天皇(八幡神)・伊弉諾尊(国産み神)・素戔嗚尊(出雲祖神)が合祀された

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鳥栖市の名木 真木の大藤
樹齢約120年の大フジ 樹高2.5m 幹周り1.9m 葉張りは約270平方m

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2023.04.21 佐賀県鳥栖市真木町 真木天満神社の大藤

大半の花が散り 付いてる花も小さく萎んでいる
万葉集… 春日野の 藤は散りにて 何をかも み狩の人の 折りてかざさむ …作者不詳
意:春日野の藤は散ってしまって 何の花を狩りの人は折って髪を飾るのでしょう

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藤棚を支える石柱に「大正十四年3月」の刻文字
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