2016.07.27 山口県阿武郡阿武町宇田惣郷 山陰本線 惣郷川橋梁(そうごうがわきょうりょう)

山陰本線は京都から延伸を重ね 昭和3年(1928)には山口県の須佐駅まで開業していた
また 小串-幡生駅間は 大正14年(1925)に開業した長州鉄道を国有化して小串線とし 昭和3年(1928)には同線を
  阿川駅まで延伸開業していた 残る区間の宇田郷-正明市駅-阿川駅間と正明市-仙崎駅間は
昭和5年(1930)に美祢線を延伸する形で開業した
昭和8年(1933)に山陰本線が美祢線の宇田郷駅まで延伸開業し 同線の宇田郷-正明市- 阿川駅間と
小串線の阿川-幡生駅間の双方を編入して 京都-幡生駅間が全通して「山陰本線」となった
美祢線の正明市駅-仙崎駅間は山陰本線の支線とした 山陰本線の全通まで 京都鉄道の設立から数えて38年もの歳月が流れていた

惣郷川橋梁は 山陰本線最後の未開通区間にかかる橋梁として 昭和7年(1932)10月に竣工した

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道路から見える位置に掲げられた「土木學會選奨土木遺産 2001」の標識
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