2013.12.09 岡山県玉野市田井4丁目  JR宇野線 田井橋梁(池ノ内架道橋)

<地図>
明治42年(1909)に竣工した宇野港は 江戸期を通じて岡山の瀬戸内港として栄えた 児島湖の八浜に代わり
宇野から四国高松への航路を開設する目的で作られた港湾施設である 建築に際し港湾建設史上初めて
コンクリートが多用された 翌明治43年(1910)6月12日:宇野線が開業し同時に宇高連絡船も運航が開始された
この橋梁も 明治43年(1910)の宇野線開業に合わせ建設された 土木学会の資料によれば 石ポータル
無筋コンクリート石張りとなっているが 構造的には支保工によって石アーチを支え 側壁に石を積み上げ
コンクリートを充填した構造物であろう 単にコンクリートの駆体に 石を貼り付けたアーチ橋ではない
日本の近代土木遺産に指定
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