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京都五条坂大谷本廟入口の池に架かる 真円2連の石造アーチ橋
この石橋は「円通橋」と称し 池を「皓月池(こうげついけ)」と称しています
長さ約40メートル 幅約6メートル 橋脚 敷石板 欄干など総て花崗岩の切り石を用いています
橋脚によって作られた二つのアーチが池水に映る姿は あたかも眼鏡のようにみえるところから
通称「めがね橋」として 親しまれています
安政3年(1856)12月に竣工し 当時は「奇巧をつくした石橋」として珍重され
「花洛名勝図絵」にも紹介されています
大谷本廟
高欄には彫刻が施され 大谷廟の聖域にふさわしい美しさを持つ橋である