2010.03.22  兵庫県福崎町東田原大門1935  岩尾神社参道橋

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県指定文化財  石造鳥居・石橋
指定年月日 昭和44年3月25日(鳥居)  昭和45年3月30日(石橋)
所有者・管理者 岩尾神社
鳥居は凝灰岩製で沓石がなく直接地中に埋めている
各部材が細く 柱に内転がないこと 全体に背が低いことなど古い様式を持っている
柱の断面は隅丸方柱状でこの地方の特色をよくあらわしている
高さ3.5m 柱間は下部で3.03m 柱に刻銘があり慶長16年(1611)に造られたことがわかる
  石橋も凝灰岩製で形状は簡単な反り橋式であるが 当初は両側に勾欄があったようで
親柱のさし込み穴が残っている  全長6.2m 川底からの高さは3.1mになっている
架橋手法が簡素で古調をおびることから 鳥居と同時期頃に造られたと考えられ
近世初期の神橋形式を知る上に貴重なものである
平成7年2月 兵庫県教育委員会
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下流側・上流側とも藪に覆われ全体は見えない
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下部撮影
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橋脚元
欄干柱の穴
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上部
鳥居と石橋
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