2011.12.23  愛媛県松山市久保田町  履脱天満宮参道橋・南参道橋

<地図>
履脱天満宮(一部追記編集)
祭神は 菅原道真公霊である 『予陽郡郷俚諺集』に「管丞相が筑紫に左遷のとき 越智郡桜井浜に船を寄せ
陸伝いに当地に至り 沓を脱いで三ヵ年逗留した 頭三位中将が追立ての官人を連れ 都からやってきたので
道真公は 西方の橋まで出迎えた 道真公は筑紫へ向かうことになった
この橋を勅使橋といい(西方約500m洗地川に架かる橋) 当地を沓脱というようになった
船で出発するとき 名残惜し今出ると仰せられたので その浜を今出浦と名付けた
その後 長保元(999)年に 一条天皇が社殿及び神宮寺として安楽寺を建立
道真公霊を祀って 履脱天満宮と称したという
永正元年(1504)には 河野通篤が当社に土地を寄進している
江戸時代になって 松山藩主松平(久松)家が社殿を再建し 代々の藩主が参拝して祖先神として
厚く敬い 幕 提灯にいたるまで 奉納したと伝えられる 松山市  松山市教育委員会
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池と参道の松並木は菅原道真没後千年を記念して明治36年(1903)に造られた 橋も同年架橋と思われる
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南参道の石橋
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