駅舎は 明治33年(1900年)4月14日の中国鉄道本線駅として開業して以来の建築物で
新駅開設運動により集まった寄付金で建設された 平成17年(2005)11月に登録有形文化財に指定され
今村昌平監督の 映画「カンゾー先生」のロケ地となった
平成19年(2007)12月から平成20年(2008)3月まで 駅舎の保存を目的として補修工事が行われた
2015.07.25 津山線・建部駅 所在地:岡山県岡山市北区建部町中田
国指定登録有形文化財
平成18年3月2日 登録 登録番号第33-0103号
JR津山線(旧中國鉄道) 建部駅 駅舎 所在地 岡山県御津郡建部町中田403-3
構造・規模 木造平屋建・瓦葺 建築面積 84平方メートル 建築年 明治33年(1900)
沿革
中國鉄道株式会社の岡山駅、津山駅(現津山口駅)間が開通したのは明治31年(1898)である。
今日まで県南と県北を結ぶ58.7営業キロメートルの鉄路として大きな役割を果たしてきた。
当駅は、開通の二年後の明治33年(1900)に地元からの訴願駅として設置された。
その後、昭和19年(1944)に、国に移管された。
駅舎
梁間三間桁行六間、基礎は花崗岩の切石を廻しており、沓石は幾星霜を絶て是下で光っている。
切妻屋根はセメント瓦葺(改変)で乗降場の上屋まで一体で葺降ろす構造になっている。
外部の腰壁は堅羽目板貼、壁は白漆喰塗 開口部は本製建具が嵌っており、一部の増築や屋根葺材が
改変されているものの、全体構造は当初の姿をよく留めている。内部もほぼ旧状が保たれ、
一文字型の小荷物扱口や出札口の窓口カウンターは当初の姿で残されており、往時の姿を偲ぶことができる。
津山線の当初の姿を留めている駅舎として貴重で賞である。
建部町教育委員会
平成18年3月2日 登録 登録番号第33-0103号
JR津山線(旧中國鉄道) 建部駅 駅舎 所在地 岡山県御津郡建部町中田403-3
構造・規模 木造平屋建・瓦葺 建築面積 84平方メートル 建築年 明治33年(1900)
沿革
中國鉄道株式会社の岡山駅、津山駅(現津山口駅)間が開通したのは明治31年(1898)である。
今日まで県南と県北を結ぶ58.7営業キロメートルの鉄路として大きな役割を果たしてきた。
当駅は、開通の二年後の明治33年(1900)に地元からの訴願駅として設置された。
その後、昭和19年(1944)に、国に移管された。
駅舎
梁間三間桁行六間、基礎は花崗岩の切石を廻しており、沓石は幾星霜を絶て是下で光っている。
切妻屋根はセメント瓦葺(改変)で乗降場の上屋まで一体で葺降ろす構造になっている。
外部の腰壁は堅羽目板貼、壁は白漆喰塗 開口部は本製建具が嵌っており、一部の増築や屋根葺材が
改変されているものの、全体構造は当初の姿をよく留めている。内部もほぼ旧状が保たれ、
一文字型の小荷物扱口や出札口の窓口カウンターは当初の姿で残されており、往時の姿を偲ぶことができる。
津山線の当初の姿を留めている駅舎として貴重で賞である。
建部町教育委員会
小屋は物置と宿直者用の風呂 昔は小さな駅でも必ず宿直の駅員がいた 右は隣接する国鉄職員用の官舎
「フーテンの寅さん」が泊まってそうな駅前旅館と駅前の商店