大正元年10月1日 国鉄宮崎線の吉松−小林町駅間の開通に伴い 加久藤駅として新設開業
駅舎は北向きに建ち 桁行九間半 梁間四間 切妻造 平入の木造平屋建 面積224平方ｍ（67.76坪）
向かって右半分が待合室 左半分が駅務室・休憩室・倉庫にあてられている
プラットホーム側に上屋 入口廻りに下屋を張り出す 下見板張と真壁からなる外観
出札口・荷物扱口・待合室ベンチ等の造作をよく残し 往事の鉄道景観を今に伝える
駅本屋は 平成26年（2014）4月25日 国の登録有形文化財となっている
昭和61年（1986）11月より無人化され 平成2年（1990）11月1日 現在の「えびの駅」に改称された
2017.08.14 吉都線・えびの駅 所在地：宮崎県えびの市大字栗下四反田82-2
国土地理院空中写真
建物財産標
登録は平成26年（2014）4月25日
右側の掲示板で 出札口が隠されている
出札口と駅務室
宿直室（休憩室）
手の込んだ透かし彫り
煙突用メガネ石（石造）
改札口から見る霧島連山