駅名:名古屋-八田-春田-蟹江-永和-弥富-長島-桑名-朝日-富田-富田浜-四日市-南四日市
-河原田-河曲-加佐登-井田川-亀山-関-加太-柘植-新堂-佐那具-伊賀上野-島ヶ原-月ヶ瀬口
-大河原-笠置-加茂-木津-平城山-奈良-郡山-大和小泉-法隆寺-王寺-三郷-河内堅上-高井田
-柏原-志紀-八尾-久宝寺-加美-平野-東部市場前-天王寺-新今宮-今宮-JR難波
歴史
関西本線の前身は 民営の関西(かんせい)鉄道・大阪鉄道・奈良鉄道である
大阪鉄道が 湊町(JR難波)ー柏原間(延長:16.29km)を開通させたのは 明治22年(1889)5月14日で
関西鉄道が 四日市-柘植間(延長:42.85km)を開通させたのは 翌年の明治23年(1890)12月25日である
その後 大阪鉄道が明治26年(1893)に奈良まで延伸し 関西鉄道も明治29年(1896)には
名古屋まで延伸開業している 明治30年(1897)に奈良鉄道が奈良-京都間を開通させ木津駅を開業した
関西鉄道が 明治31年(1898)に柘植-加茂間を開業し 翌年には加茂-新木津-木津間を開業して
名古屋-湊町間が全通した 明治33年には加茂-奈良間に大仏線を開通させ木津を経由しない路線となった
同年 大阪鉄道が全路線(湊町~奈良 王寺~桜井 天王寺~大阪)を関西鉄道に譲渡し
明治37年には紀和鉄道(和歌山市-二見)南和鉄道(川端-二見-高田)が譲渡
翌 明治38年には奈良鉄道(桜井-京都)が譲渡し 南海鉄道を残し南近畿全ての路線が関西鉄道に集約された
明治40年(1907)に加茂-木津間を繋ぎ大仏線を廃止して 現在の関西本線の路線ができあがった
明治の関西鉄道と南近畿私鉄路線の伸展
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