鉄道省が 昭和12年(1937)8月22日に彦山線の夜明−宝珠山駅間開業に伴い開設
昭和35年(1960)4月1日 彦山線と日田線の区間統合により日田彦山線の所属となる
九州で唯一 プラットホームが県境をまたぐ駅 ホームの3分の1が大分県 残りが福岡県側にある
県境界線には東峰村の特産である小石原焼の陶板が埋め込まれている
平成10年(1998)3月 老朽化のため駅舎を立て替えたが 出札カウンターは古い物が流用され
木貼り天井や妻側の空気孔・木製建具など 旧来の内外観を踏襲する設計となり好ましいデザインである
旧駅舎の事務室部分を撤廃した上で 建物自体は夜明駅方向へ拡張され
地元の集会所(福井コミュニティーセンター)が入居している
2014.09.14 日田彦山線・宝珠山駅 所在地:福岡県朝倉郡東峰村大字福井326
無人駅だが疑似出札口も設置
古い出札カウンターを流用
網戸まで木製
木貼り天井
小石原焼の「飛かんな」紋の陶器タイル
夕闇迫る 午後6時の駅前