明治36年(1903)1月15日 官営鉄道鹿児島線の国分−横川間開通に際して 横川駅として鉄道院が開業
大正9年(1920)9月1日 名称を大隅横川駅に変更し現在に至る
横川町の中心駅であるが 昭和61年(1986)11月1日に肥薩線八代−隼人間の自動閉塞化により
タブレット及び手動によるポイント交換機が廃止され 改札を含めた駅務が完全無人化された
昭和20年(1945)7月30日 米軍の空襲により周辺一帯が焼け野原となるが
開業時からの駅舎はかろうじて焼失を免れた 県内では嘉例川駅舎と並び最古の駅舎建築物である
建物の状態は良好に保たれており 出札口など創建当時の姿を残す
なお 駅舎は平成18年(2006)10月に重要な建造物として 国の登録有形文化財に登録されている
2014.03.15 肥薩線・大隅横川駅 所在地:鹿児島県霧島市横川町中ノ39−1
タブレット交換機と金庫(駅の備品かは不明)
ゴテゴテと飾られた出札口
昭和20年7月30日の機銃掃射の弾痕
明治36年1月竣工
人吉方面
隼人方面
写真を撮っていたら 鹿児島中央−吉松を結ぶ観光列車 特急「はやとの風」が到着
列車内部