西岩国駅は戦前に山陽本線駅として設立され 昭和9年から昭和19年まで山陽本線・岩国の主要駅であった
ローカル線には似つかわしくない 長大なホームはその名残である
西岩国駅舎は 昭和4年(1929)8月竣工 平成18年8月3日に登録有形文化財(建築物)に登録された
建築物の所有権者は岩国市となっているが 駅管理はJR徳山地域鉄道部が担う 現在JR簡易委託駅として
NPOふれあい交流館に管理業務を委託している ホーム及び土地の権利者はJR西日本である
車寄はアール・デコ風に設えアーチは錦帯橋を模したと伝わる ファサードはロマネスク風の半円アーチ窓
駅舎内には展示室があり 駅内外において毎週・土曜朝市が開催される
2013.08.14 岩徳線・西岩国駅 所在地:山口県岩国市錦見6丁目15-1
ホームの庇の鉄骨材は 明治34年(1901)開業の官営八幡製鉄所 1908年製レールが流用されている