2023.12.08 福岡県飯塚市綱分(つなわき) 関ノ山(せきのやま) 標高 359.0m

筑豊盆地の中央部にあり 飯塚盆地と田川盆地の境界を成す丘陵性の金国・関ノ山々地に属す低山である
同山地は主として古生代地層からなり 標高200〜400mの平頂峰を有す
田川市側の東斜面は緩やかで高原性の山麓を有しているが 飯塚側は急傾斜の断層崖となっている
山地は 最高峰の金国山(421.5m)から北に向かうほど標高が低くなり 関ノ山カルストと呼ばれる
小規模なカルスト台地である船尾山・関ノ山そして大山へと続き 標高120mの烏尾峠を経て赤池丘陵に至る
船尾山には麻生セメント田川工場と関ノ山鉱山がある なお カルスト地形は関ノ山山頂以北には見られない

飯塚市綱分の正面登山道から 標高295.8mの大山へ 大山から関ノ山へ縦走し登山口へ戻る
他に国道201号線の烏尾峠および飯塚市仁保からメタセコイアの森を経由して それぞれ大山への登山道がある
また関ノ山から西へピークをたどる道があるが 不明瞭・急傾斜という情報があるので関ノ山初心者は注意を要す

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P.正面登山道駐車場 1.石灰製造窯跡 2.十本杉 3.大山−関ノ山・糸田−登山口十字路 4.金石山
5.金石山 標高259m地点 6.大山 7.見晴台 8.関ノ山 9.旧登山道分岐
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標高グラフ
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仮設トイレの有る駐車場 10:20
関ノ山登山口
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舗装作業道から始まる
駐車場の利用は17時まで
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関ノ山案内図
10:30 一合目 関ノ山山頂まで距離1487m
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一合目から山道突入 マムシ注意(夏は!)
沢沿いの道 少し上で沢は涸れる
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杉の植林地
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二合目 石灰製造窯跡(庄内町誌より)
大正7年(1981)に高倉、入水、関の山に造られる。 この時期は生産も販売も順調で佐賀、大分、長崎と
販路があった。 昭和17年(1942)に戦争が激しくなり化学肥料の不足から大量に生産された。
昭和20年(1945)の終戦から3年後に化学肥料が生産されるようになり昭和23年(1948)に生産中止となる。
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10:42 正面登山道 二合目
10:46 三合目
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十本杉の分岐
10:50 分岐を大山方向へ直進
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尾根筋の大山・関ノ山縦走路に出る
10:56 大山 関ノ山・糸田 登山口(綱分)十字路
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縦走路の尾根路
11:10 標高約263mの金石山
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金石山の標識から左へ 支尾根の道へ
金石山・259m標高点 7分
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11:16 金石山・259m標高点
土砂災害のためこの先進入禁止
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しばし休憩
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11:28 金石山の標識に戻り大山へ
大山山頂 ベンチの影に三角点 写真は失念
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三等三角点 標高:295.81m 点名:六ケ巣  大山からは糸田方面の展望のみ
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糸田町と香春岳 石灰石採掘場の一ノ岳と二ノ岳・三ノ岳
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国道201号線と道の駅いとだ 大きな建築物はパチスロのMEGAFACE1250田川
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田川市と標高573.0mの飯岳山(大坂山)
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麻生セメント田川工場と関の山鉱山 背後は右から英彦山の南岳・中岳・北岳と鷹ノ巣山の一ノ岳・二ノ岳・三ノ岳
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11:50 大山から関ノ山へ
12:03 十字路
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見晴台へ
高低差25m程の急坂
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標高約245mの見晴台
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展望は西側のみ 中央に住友忠隈炭鉱のボタ山 背後の山は宝満・三郡・砥石・若杉・龍王・鉾立・犬鳴山
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12:07 見晴台
見晴台から関ノ山へ
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十本杉からの道と合流 五合目 山頂まで876m
小野田用地の境界標
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12:15 六合目 山頂まで685m 急坂始まる
七合目 山頂まで475m
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八合目 山頂まで265m
九合目 山頂まで127m
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12:28 関ノ山山頂
四等三角点 標高:359.02m 点名:関ノ山
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広い関ノ山山頂 関ノ山カルスト 香春岳遠望
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福智連山 皿山・尺岳・福智山
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西 飯塚市側展望 右上に住友忠隈炭鉱のボタ山 背後に宝満と三郡山・米ノ山峠
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庄内工場団地・飯塚市街地
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ドリーネ
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13:07 下山開始
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13:18 旧登山道分岐を左へ
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十本杉まで旧登山道
13:23 四合目
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13:26 十本杉で正面登山道に合流
13:45 駐車場に到着
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