2023.11.24 福岡県久留米市高良内町 明星山(みょうじょうさん) 標高 362.3m

久留米大学名誉教授の医師で晩成の登山家でもあった脇坂順一氏が 日頃の訓練を兼ねて愛した山である
学会に出席した帰りにマッターホルンに登頂したのが47歳になった1961年 以後 北米・中南米・アフリカなど
20カ国以上の山を訪れ「高齢者の星」と呼ばれた登山家であった 75歳で海外100峰に登頂
85歳で海外200峰登頂を達成した 生涯250登頂を目標にその後もトレーニングを続け登頂を重ねていたが
惜しくも 2003年3月5日に89歳で死去 『七十歳はまだ青春』『八十歳はまだ現役』などの著書が残されている

その後 有志が明星山登山道の整備を続け 近年は高良山をも凌ぐ人気の山となっている
登山口は 留米市の青峰団地や一ノ瀬親水公園・竹ノ子バス停・広川町の東福寺などがある

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距離は短いがアップダウンの激しい山  P.駐車場 1.一ノ瀬親水公園 2.銀杏畑 3.明星山山頂
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標高グラフ
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10:27 高良川の一ノ瀬親水公園
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一ノ瀬親水公園 案内図
落葉が進む公園のイチョウ
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登山口は階段
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明星山・白金山登山口
階段の最上段
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右の近道ルートへ
明星山 50分(近道・急登)
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急登の尾根越え
10:43 沢に下りて沢沿いを尾根に上る
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エビフライ リスによる松ぼっくりの食べ残し
双子松? 夫婦松? 二股松?
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11:04 展望台経由白金山分岐
裏明星ルートへ
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11:09 再び三差路
銀杏畑・青峰方向へ
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11:23 左:親水公園から 立ち場所:明星山へ 直進:白金山 右下:今から行く銀杏畑への道
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明星初心者には解りづらい案内板
先に銀杏畑に向かう
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青峰の標識がある分岐 間違って少し左へ
分岐を左の銀杏畑へ 右は青峰団地
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銀杏畑経由東福寺への道
陸軍と刻まれた境界石柱
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11:42 銀杏畑到着 掲示板:登山者の皆様へ
これから先は私有地で銀杏畑です。 所有者のご厚意により通行の許可をいただいています。
ギンナンを採集したり、拾ったりしないよう。 又あき缶、ゴミ等は必ず持ち帰りましょう。
久留米山岳会
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昼食後に明星山へ 12:25
12:37 左の急坂コースで明星山へ
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尾根筋の登山道と石柱
石柱は陸軍の境界石

陸軍の境界石についての考察

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明治33年測図 1/2万 久留米  1.明星山 2.現・銀杏畑 3.飛嶽 4.歩兵第48聯隊兵営 5.練兵場 6.射的場
明治29年(1869)に歩兵第48聯隊を久留米国分村の駐屯地に設置 明星山から銀杏畑・飛嶽に至る村境以北が
陸軍用地となった 昭和20年(1945)に聯隊が廃止された 駐屯地や練兵場が その後陸上自衛隊に引き継がれ
その他の用地は 県営地や市営地・民間所有地となっていった 陸軍の石柱はこの聯隊駐屯地の名残である
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銀杏畑への標識(下り方向)
12:46 ゆるやか道と合流 左へ
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北東側の展望 杉が植えられ展望なし 「江川岳 馬が古処くて 屏をこいた」
嘉穂アルプスの馬見・江川・屏・古処の4山を指して「馬が胡椒(古処)くって屁え(屏江)ふった」と言った
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12:50 誰が置いたか七福神 誰が納めたお賽銭 願いと浄財誰が引受ける?
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脇坂桜(陽光桜)1997.4.27 脇坂順一氏植樹
四等三角点 標高:362.53m 点名:明星山
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西北西 久留米市街地展望 中央に成田山久留米別院明王寺の救世慈母大観音像
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北西方向展望 久留米大学 ゆめタウン 左に自衛隊駐屯地
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それぞれの紅葉 色とりどり 下山 12:58 
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13:11 裏明星へ下山 竹ノ子沢コース分岐
ここからここまで 白金・明星を周回して180分
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沢に下る
尾根の鼻を越える
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裏明星ルートの三差路 左は銀杏畑・青峰へ 右は今来た明星からの下り道
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左から右へ周回してきたことになる
展望台・白金山分岐を親水公園近道ルートへ下る
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一周している間にエビフライ定食が出来上がっていた
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13:50 一ノ瀬親水公園に戻る 各登山口のうち整備された駐車場があるのは親水公園のみ
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