2016.05.19 宮崎県延岡市行縢町 行縢山(むかばきやま) 標高 830.7m

宮崎県延岡市にある山で  西の雄岳(830.7m)と東の雌岳(809.0m)からなり 頂上付近は断崖となっている
麓から見る姿が 狩猟や乗馬で両足の覆いとして着用した行縢(むかばき)に似ていることから名付けられた
東西両峰の鞍部に「日本の滝百選」に選定された幅20m・落差76.7mの「行縢ノ滝」がある
およそ1400万年前に 行縢山の北方にあったカルデラが大噴火を起こし カルデラ外縁部の四万十地層群に
マグマが貫入し冷えて花崗岩からなる環状岩脈となった 噴火は大崩山系を形成し 環状岩脈のうち
浸食から取り残されてできた山の一つが 岩脈の南端部に位置する行縢山である
この花崗班岩の環状岩脈(リングダイク)は 可愛岳から行縢山を経て茶臼山・比叡山・矢筈岳・丹助岳につながる
急峻な岩峰を形成した 行縢山の南山麓には養老2年(718)に創建されたといわれる行縢神社がある
古くから真言修験道の霊山とされ 行縢の滝は滝行に利用されていた 
同じく南麓には「県立むかばき青少年自然の家」があり 県内小学校の野外授業の登山コースとしてよく使われる
この日も下山中に小学生の大行列に出くわした 元気良い挨拶に一人一人返答するのは大変である
後に調べてみると メジャーではないが「南面ガケ下健脚コース」というのもあるらしい
登山開始 07:23 行縢ノ滝 08:55 峠 09:21 雄岳山頂 10:14 下山開始 10:35 駐車場 12:15

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1.行縢神社駐車場 2.行縢神社本殿 3.登山駐車場分岐 4.滝見橋 5.行縢の滝入口
6.行縢の滝 7.祠のある峠 8.県民の森コース分岐 9.行縢山々頂(829.9m)
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標高グラフ
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橋ヶ原バス亭から見る行縢山 中央鞍部に行縢ノ滝が見える 左が雄岳 右が雌岳
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7:23 行縢神社駐車場
行縢神社参道に入る
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掲示板のコース図
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一ノ鳥居
二ノ鳥居
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拝殿と本殿
狛犬形の自然石 平成4年4月奉納
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登山道は自然石の狛犬から右へ
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名勝行縢山の石碑が建つ登山口
自然林の中を行く
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夫婦杉
夫婦杉上部
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8:10 第一の沢に架かる木橋
山頂まであと3.04km
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清らかな水が流れる沢
8:16 上の駐車場からの道と合流
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雄岳南壁
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第2の沢 山頂まであと2.8km
3合目 08:22 山頂まであと2.75km
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8:26 滝見橋 平成11年7月架橋
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滝見橋から行縢ノ滝
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下山時に再度撮影 11:44
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4合目あたり 山頂まであと2.35km
8:47 滝分岐
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8:55−9:02 行縢ノ滝
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滝から雄岳山頂
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5合目 山頂まであと2.1km
9:21 峠
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峠の祠
気温 16.5度
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峠の向こうは人工林
県民の森分岐
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滝の上部を徒渉
鎖がある 増水時の徒渉は困難
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9:38 7合目 山頂まであと1.2km
雄岳北斜面を登る
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8合目 山頂まであと700m
9合目 山頂まであと350m
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岩の汗(?) 山頂まであと100m
漸く山頂への尾根に取り付く
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山頂直下
10:13 行縢山々頂
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山頂の岩場
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山頂は狭い 周囲は断崖で滑落に注意 落ちれば確実にアウト
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二等三角点 標高 829.85m 点名:行騰山
雌岳(809m)と可愛岳(えのだけ=728m)
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南壁側 日向灘・延岡市街を俯瞰  10:35 下山開始
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滝下流の行縢川
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ギンモクセイの古木 幹周り:2.95m 根廻り:4.6m 樹齢:約300年
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行縢神社参道 駐車場到着 12:15
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